内容説明
団地の7Fから飛び降りた経験を持つ主人公・フィッシュに、彼の家にいつの間にか転がり込んできた友人・野宮。そして、かつて“うそつきさっちゃん”と呼ばれていた佐倉―。中学校時代の同級生3人をめぐる、切なくもどこかユーモア漂う、愛と希望と思いやりに満ちた物語。一般の読者審査員から多くの支持と共感を得た第2回「ダ・ヴィンチ」文学賞編集長特別賞受賞作、ついに単行本化。
著者等紹介
岡本蒼[オカモトアオイ]
1975年東京都生まれ。早稲田大学建築学科卒業。2007年『FISH IN THE SKY』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みなず
2
あれこれ交錯してるけど、それこそ透明な話で、サラッと読めた。平均値、万人受けタイプ。空から見た世界の色、気にならないわけじゃないけど。2011/02/07
そのとき
1
登場人物たちの関係好きだった。2016/07/13
softmoon
1
手にすっぽり収まる本のサイズがすごく気に入った。フィッシュが空を飛んだ理由はなんだったんだろう。野宮の存在感がよかった。2009/04/21
lidl
0
『強い感情には理由がある。理由ごと相手にぶつければ意外と気持ちは伝わる。』 『相手が好きな事をしているなら自分も好きな事をすればいい。』 『自分が相手を100%わからないのと同じで、相手も自分が行動を起こさない限りわかってくれない。』 こんな綺麗事に近い言葉を信じてもいいかなって思えるのは 『人は一人で生きている』っていう事を表現しているからかもしれません。 『空から飛んだらどういう景色が見えるか知りたかったから』 団地から飛び降りた主人公が見た景色は?色は?時間を潰すを英語で言うと?大事な人の小さ2009/09/26
same
0
52010/12/31
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- 和書
- 句集 梅日和