出版社内容情報
蘇我入鹿暗殺から壬申の乱前夜まで──実妹を愛し、弟の妻を娶った策士・天智天皇をめぐる濃密な人間模様を描いた傑作古代短篇集
内容説明
蘇我鞍作(入鹿)暗殺―主謀者の中大兄皇子(天智天皇)は叔父の軽皇子を天皇にたて、自らは皇太子として実権を握る。実妹・間人皇女との禁断の愛を貫き、弟・大海人皇子の美貌の妻・額田女王を奪った男…華奢な外容に冷酷な本性を秘めた策士が生きた修羅を、七人の視線を通して濃密に描く、連作歴史短篇集。
目次
風鐸―軽皇子の立場から
琅〓―有間皇子の立場から
孔雀―額田女王の立場から
華鬘―常陸郎女の立場から
胡女―鏡女王の立場から
薬玉―中臣鎌足の立場から
白馬―鵜野皇女の立場から



