目次
前の部屋
今の部屋
大きな白い壁
欲しかった仕事机
室内ばき
冬の赤いキリム
洗濯
いつでも準備しておく、いつでもやれる
小さな台所からおいしいもの
器のスタートセット高橋流整理のセオリー
窓からの風景
高知への荷出し
決めての切手
香り好き
やさしい明かり
散歩コースと近所の友達
著者等紹介
高橋みどり[タカハシミドリ]
1957年生まれ。女子美短大の時に陶芸を専攻。卒業してテキスタイルのアトリエに通う。大橋歩事務所、ケータリングを経て、フリーのスタイリストへ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
86
高橋みどりさんの文章をじっくり読むのははじめて。フォトエッセイということもあって読みやすかったですね。内容は、タイトルにある通り、ひさしぶりの引越しについて。馴染みの町を離れて青山に引越しをする高橋さん。友人の住む町においでよという声かけにも、はじめは乗り気ではなかったようです。それが、実際に物件を見てしまったら、とてつもなく気に入ってしまって、即決してしまったというのですから、引越しって何が決め手になるかわからないものですね。この本を読んでいたら、引っ越しも良いものなのかなと思えるようになりました。2013/12/28
ichi
23
【図書館本】著書が10年暮らした自由が丘から青山の賃貸住宅へ引っ越した。というエッセイ。新たに家具を新調するのではなく、今までの家具に少し手を加え長く使う姿勢、見習いたいです。2015/11/14
ケロコ
19
【図書館】いい!すごくいいよ。高橋さんの暮らしには憧れちゃうなぁ。自分の暮らしをよくわかっていて、好みもこだわりもぶれていないのだ。そこには大人の女性の余裕が有って、丁寧に暮らすことを諦めていない。そんな真っ直ぐな生き方を私もしていこうと思った。2018/04/24
野のこ
14
いろんな作家さんの「私の好きなもの」という本で高橋さんの好きな物に共感し、レシピ以外の事を知りたくて借りました。特に表紙の赤いカーペット、古いキルムが素敵でした。高橋さんは割と物は多いのにしっくりと周りの空間に馴染んでて、物たちが喜んでいる感じがしました。器部屋があり棚にはさすが!というくらいの器たち。ここからたくさんの美味しいが生まれると思うとお腹が空きます。あと引っ越しで、ふと「ここいいなぁ」と思える瞬間って大切だと思いました。2017/03/24
boo
10
図書館でなぜか惹かれて借りてきました。この方のことは存じませんが、ゆったりとした雰囲気の写真と文章で気持ちが楽になりました。たまにはこういうエッセイもいいですね。2017/02/24