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内容説明
フランス南西部のひなびた村タゴン。古い館でおばあちゃんと暮らす12歳の少女タラ。ある日、タラに不思議な力がそなわっていることが判明する。それを知った闇の一族サングラーヴは「タラこそ、われわれが探していた人間だ!」と、タラをつけねらう。ところが、タラはサングラーヴと敵対する魔術師によって別世界へワープさせられてしまう!フランスNo.1ファンタジー。
著者等紹介
オドゥワン=マミコニアン,ソフィー[オドゥワンマミコニアン,ソフィー][Audouin‐Mamikonian,Sophie]
フランスのパリ近郊ヌイイ地区在住。『タラ・ダンカン』シリーズの作家。フランスでは第二巻『タラ・ダンカンと禁じられた書物』まで発売されており、Alapage.comでは児童書部門で一、二位を独占、Fnacでは『ハリー・ポッター』についで二位にランキングされている。アメリカをはじめ、五カ国で翻訳作業がすすめられている
山本知子[ヤマモトトモコ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家。絵本からノンフィクション、科学技術書まで幅広いジャンルを手がける。二女の母でもある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
68
YA。ハイファンタジー。第1章が始まるまでの世界観設定説明が16ページとかなりの作りこみ。別世界(オールドモンド)と煉獄(れんごく)世界、地球世界の三つの世界が門で一部繋がり、互いに干渉しあいながらある。人間の魔術師をスカウトするために、ドラゴンや様々な幻獣が生活しているオールドモンドから、地球に来ているイザベラ・ダンカンはフランスに住んでいる。孫娘のタラ・ダンカンは生まれつき強大な魔力を持っていた。ハリーポッター少女版▽最新刊12(上・下)までの道のりは長い。キャラクター多くて大変。2020/09/09
七色一味
35
読破。1巻目の前半から、物語世界を読者の目の前に広げて、さぁおもしろいでしょ! と上から目線で言われているような気がしてしょうがなかった。物語の中に異種の国を作りすぎ。最初からこんなに展開させる必要はないだろうし、しかもすべてを登場させる必要はなかろうに? そのため展開が急すぎて物語を楽しめない。翻訳本の硬さも全面に出ていてマイナス。対象年齢を考えると、もう少し柔らかい文にする必要がある。2014/09/12
たけ
29
ずっと気になっていた作品。ストーリーの流れもすごく良くてすぐに次の展開を知りたくなる この先 ? この先はナイショ(^ν^)2021/03/20
凛
12
児童文学のファンタジーということで、ちょっと純粋無垢な心に返らないと入りにくい部分はありましたが、魔法ファンタジーらしい素敵な世界観で次から次へと場面が変わって事件が起こっていくのが楽しかったです。子供の頃に読んでいたらさぞかし楽しかっただろうなぁ〜。2014/03/27
もみち
11
【図書館】世界観の作り込まれた圧倒的本格ファンタジー。やはりファンタジーは、こう来なくては! 初っ端からタラは悪魔に呪いをかけられ、うまく魔法を使うことが出来ない。主人公らしい強い力を持っているものの、燻っている印象。目的もわからないし(おばあちゃんの呪いを解く? 悪い魔術師から逃げる?)、設定もどう生きていくのか予想がつかない。推しはロバン。2017/07/21