出版社内容情報
インカの遺跡を発掘した考古学者たちが、帰国後、次々と不思議な発作に襲われ、タンタンたちの目の前で最後の犠牲者が……。はたして、神聖な墓所をけがされたインディオの呪いか?
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キジネコ
23
インカ文明を探る調査隊が発見した帝国の墳墓、皇帝ラスカル・カバックのミイラの呪いか?調査達のメンバーが一人、また一人と謎の病におかされてゆく。そしてハドック船長の親友ビーカーさんの失踪・・・ タンタンと愛犬スノーウイの活躍は?! 時代のファッション・風俗・乗り物や思想まで楽しめるシリーズ、今の子供には不評?ならば、昔確かに子供だったなと思い出せそうな大人達にオススメを致しましょう。押入れ整理で発掘再読。思えば小学生の頃、前髪をタンタンみたいに上げることに拘るヤツシ(カッコつけ~)小僧でした。2016/04/15
Willie the Wildcat
19
冒険、推理が軸とは思うが、個々の脇役も光りますね。今号はビーカーさんと、(船長の)執事さんかな・・・・。無論、謎解きも楽しみ。ただし・・・、結論は『太陽の神殿』なんだぁ・・・。(汗)学校の図書館になかったら、もやもや気分のまま、次の一時帰国まで持ち越し!、な~んてことになるかも・・・。(涙)2012/10/18
うららん
18
インカ文明の解明に向かっていた調査隊が帰ってきた。この記事を列車で読んでいるタンタンは隣の紳士に「王様の墓を荒らしてバチ当たりだ。たたりに合う…」と話しかけられ物語が始まる。そして次々と調査隊らが謎の昏睡状態に陥る。事件を追っていたタンタンとハドック船長。途中ビーカー教授が誘拐されて『太陽の神殿』へ続く。いつも会話にならずイライラしているハドックだかやはりビーカーのことが心配で必死になる姿が愛しい。アルカサル将軍やカスタフィオーレ夫人の登場も嬉しい。姿を見せなかった黒幕だが正体が見えはじめ次話が気になる。2016/11/09
なおなお
6
エジプトの遺跡を探索した学者達が次々と謎の病気になる。原因を突き止めるために動くタンタン達。おなじみの船長もドタバタ大活躍!2021/09/28
singoito2
5
続き物の前編でした。あとで後編も借りてこよう。2023/10/22