内容説明
現代日本で活躍する“異形”の作家たちが、ここに闇色の宝箱を開く。妖夢、怪夢を紡ぎつづける作家たちが、こよなく愛する本、映像、雑誌…フェイバリットな宝物を語り尽くす対談&メディア・リファレンス!現代ホラー・SFのルーツを明かし、名作の数々を紹介する異形ガイド決定版。
目次
井上雅彦の異形対談(皆川博子;牧野修;加門七海;小中千昭;篠田真由美;朝松健;久美沙織;高橋葉介;小沢章友;菅浩江;田中啓文;飯野文彦;倉阪鬼一郎;山田正紀;菊地秀行;田中文雄;竹川聖)
ショートショート作家座談会(井上雅彦、江坂遊、斎藤肇、矢崎存美)
宝箱の中身(ウルトラQと少年雑誌;ブラウン管の中身;貸本屋とアンソロジー;異形作家短篇とラジオ;夢魔たちの夜会)
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年、東京都生まれ。83年に星新一ショートショートコンテストで『よけいなものが』が優秀作に選ばれたのを皮切りに、幻想怪奇の短篇小説を中心に活躍。短篇集に『異形博覧会』、『恐怖館主人』、『怪物晩餐会』(すべて角川ホラー文庫)など、長篇に『くらら 怪物船団』(角川ホラー文庫)、『ディオダディ館の夜』(幻冬舎文庫)など。また、アンソロジストとしても、書き下ろし短篇アンソロジー《異形コレクション》シリーズ(光文社文庫)で大反響を呼び、98年には日本SF大賞特別賞を受賞した
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