内容説明
逃げてどこへ行きたいの?なぜ2~3年しか生きないの?いままでの飼育書にはない、目から鱗の全100問。
目次
第1章 ハムスターの謎
第2章 ハムスターの身体
第3章 ハムスターの健康
第4章 ハムスターの暮らし
第5章 ハムスターと人間
第6章 ハムスターと繁殖
第7章 ハムスターの幸福
著者等紹介
野村潤一郎[ノムラジュンイチロウ]
新宿生まれの下町育ち。東京中野・野村獣医科V CENTER院長を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びすけっと
6
2001年11月刊。ほほ~メディアファクトリーでこのような本を出していたのかぁ。ハムスター目線の愛を感じる一冊。本はインタビューをしたのを文字起こしをして、まとめたのだろうなあ。おしゃべり口調で進むので、あっという間に読めてしまいました。人間、いや飼い主の基準でペットと暮らすと、ペットにとっては苦痛きわまりない居心地が悪くなるのだと感じました。ジャンガリアンなどは小さくてかわいらしいので、飼いたい思いが募ることがあるけれど、夜行性だということを忘れると大変な生きものだわ。飼育書らしくない一冊。2015/04/15
かづき
1
一見ただのハムスターの飼育書のようだったけど、いきものを飼うということについて色々な考察や主張が書かれていて興味深く読めた。2012/07/11
ウンティ@十五夜の読書会
1
いわゆる飼い方の本ではない。ハムスターの雑学本。作者の小動物への愛情が感じられ、飼ってる方は共感部分が多いと思う。獣医としての意見もあって耳の痛い部分も。若干脱線が多いがその辺はご愛嬌。動物好きには良本 2011/08/17
加藤 哲也
0
エサのおすすめは鳩のエサ(動物性たんぱく質の補充はドッグフードを追加)という記載。ハムスター動画でエサにチーズ・豆腐・蕎麦を与えているのが話題になっているが、蕎麦はあながち間違いではなかったということ。2017/03/19
SH
0
様々な動物との出会いを通して得たのであろう、「生きるってなんなんだろう」という気持ちをハムスターを通じて語っているように思えた。エッセイ的だが、ハムスターと暮らしている人が読めば参考になる箇所もある。他の著書も読んでみたくなった。2020/05/02