出版社内容情報
「アンネ・フランクは13歳から『アンネの日記』を書き始めた」
「マリー・アントワネットは14歳で後のルイ16世に嫁いだ」
「ハイラム・ビンガムは73歳でベストセラー作家になった」
「ラメセス2世は3279歳でパスポートを取得した」
そんな偉人の年齢を通したエピソードで世界遺産を紹介する新しい切り口の書籍です。
自分と同じ年齢の頃あの偉人は何をしていたのか?を知ることで、世界遺産や歴史をもっと身近に感じることができます。
タイトルについている「13歳からの~」は、歴史を深く学び始めると共に思春期を迎える13歳の頃から読んで欲しいという願いと、13歳からの偉人のエピソードから始まり3279歳までさまざまなエピソードを紹介する内容であるという、2つの意味がかけられています。そのため、10代だけでなく、どの世代の方が手にしても、楽しく深く学ぶことができる内容です。
世界遺産検定公式YouTube「旅するように学ぶ世界遺産」で講師も務める、NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員の宮澤光が、文章だけでなくイラストも初めて担当。すべて書き下ろしのイラストをふんだんに使用し、世界遺産の背景や偉人のエピソードをやさしく学べる工夫がなされています。また、世界遺産について深く学べるため、世界遺産検定の対策としても活用できます。
偉人と世界遺産の知識が身につくだけでなく、「何かをするのに遅すぎることも、早すぎることもない」そんな気持ちにさせてくれる、学ぶ人すべての背中を押してくれるような一冊です。
【目次】
はじめに
目次
10代の偉人エピソード×世界遺産
・アンネ・フランク(13歳)
『アムステルダム中心部:ジンフェルグラハト内部の17世紀の環状運河地区』
・ジャイ・シン2世(14歳)
『ジャイプールのジャンタル・マンタル-マハラジャの天文台』
・マリー・アントワネット(14歳)
『ヴェルサイユ宮殿と庭園』
・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(14歳)
『ザルツブルクの歴史地区』
・ヘロデ(15歳)
『エルサレムの旧市街とその城壁群』
・シャー・ジャハーン(15歳)
『タージ・マハル』
・ネロ(16歳)
『ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂』
・アッバース1世(16歳)
『イスファハーンのイマーム広場』
・梶山ヒロ子(16歳)
『広島平和記念碑(原爆ドーム)』
・ウィリアム・シェイクスピア(18歳)
『クロンボー城』
・フリードリヒ2世(プロイセン王)(18歳)
『ポツダムとベルリンの宮殿と庭園』
・溥儀(18歳)
『北京と瀋陽の故宮』
・ジャンヌ・ダルク(19歳)
『ランスのノートル・ダム大聖堂、サン・レミ旧修道院、トー宮』
20~60代の偉人エピソード×世界遺産
・アドルフ・ヒトラー(20歳)
『アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)』
・アンドレ・マルロー(22歳)
『アンコールの遺跡群』
・ネルソン・マンデラ(22歳)
・ダライ・ラマ14世(23歳)
『ラサのポタラ宮歴史地区』
『ロベン島』
・ピョートル大帝(24歳)
『サンクト・ペテルブルクの歴史地区と関連建造物群』
・レオナルド・ダ・ヴィンチ(25歳)
『ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院とレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』』
・ジョゼフ・ピュリッツァー(25歳)
『自由の女神像』
・フィンセント・ファン・ゴッホ(27歳)
『アルルのローマ遺跡とロマネスク建築』
・ダレイオス1世(28歳)
『ペルセポリス』
・マリア・ライヘ(29歳)
世界遺産『ナスカとパルパの地上絵』
・フェリペ2世(30歳)
『マドリードのエル・エスコリアール修道院と王立施設』
・フリードリヒ2世(神聖ローマ皇帝)(33歳)
『カステル・デル・モンテ』
・ル・コルビュジエ(33歳)
『ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献』
・ピョートル・チャイコフスキー(40歳)
『モスクワのクレムリンと赤の広場』
・ギュスターヴ・エッフェル(47歳)
『パリのセーヌ河岸』
・ヨーン・ウッツ