集英社オレンジ文庫<br> Fが鳴るまで待って 天才チェリストは解けない謎を奏でる

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集英社オレンジ文庫
Fが鳴るまで待って 天才チェリストは解けない謎を奏でる

  • ISBN:9784086801072

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内容説明

森百(もりもも)は、トリモモみたいな語感の名前に少々思うところのある女子高校生。町の顔役である曾祖母からの頼みで、国際的チェリストの青年・玲央名からチェロを習うことに。玲央名は、あるチェロを弾き、ある音が出ると<狼(ヴォルフ)>と名付けられた人格に憑依されてしまうらしい。そして<狼>は、特殊な能力を持っていて!? 偏屈チェリストと女子高生の町内謎解き事件簿! 【目次】プロローグ 狼に盗まれたF/第一話 ドラマティック・ヒーロー/第二話 ぶよぶよした犬は死んだのですか/第三話 夏休みの幽霊は全力疾走する/第四話 小さな金色の古時計/第五話 狼のリチェルカーレ/エピローグ 狼が返してくれたF/チェロと弓の各部名称

目次

プロローグ 狼に盗まれたF
第一話 ドラマティック・ヒーロー
第二話 ぶよぶよした犬は死んだのですか
第三話 夏休みの幽霊は全力疾走する
第四話 小さな金色の古時計
第五話 狼のリチェルカーレ
エピローグ 狼が返してくれたF
チェロと弓の各部名称

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

45
フォントが見づらくて、自分の目の酷使具合を実感した。「狼」の特殊能力ももっと極端にわかりやすくしたほうが面白くなると思う。2016/11/19

あゆみ

12
★★☆☆☆ クラシック音楽やチェロに興味は惹かれるが、モモのテンションやモモ視点で綴られる文体がどうしても合わない。2016/12/07

なつき

10
とある事件がトラウマになってチェロが弾けなくなった天才チェリストと名前にこだわりを持つヒロイン。お店に行って鳥モモ見たら笑い出しそう。天才肌の探偵役が解説しないと本当に超能力みたい。そういう意味ではホームズって親切。事細かに解説してくれるものね。でも数式見たら答えがわかってしまう天才がいるように聞いただけで一気に答えだけ見えてしまう探偵がいてもおかしくないかも。2017/02/11

punto

9
意外にも、残念なイケメンは出てこなかったのですが、じゃあ正統派かというとそうではなく、むしろ恋愛要素はありませんでした。ヒロインの変人っぷりは予想通り。楽しく読めました。ただ、ミステリーでもなく、心霊ものでもなくどっち付かずなので、どんなスタンスで楽しもうかなと思っているうちに終わってしまったのが残念です。チェロの蘊蓄は面白かったです。2018/02/09

HANA

8
名前にこだわりのある主人公がとあるきっかけにより天才チェリストからチェロを習うことに。そこから日常に起きる謎解きに繋がっていく話。題名だけにどんな話になるのかと思ったけれど、この展開は面白い。全体的な雰囲気は結構好きかも。2016/12/14

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