出版社内容情報
本書は世界戦優勝棋士、一力遼棋聖の読み物です。
前著『二刀流の棋士 一力遼』(日本棋院)の続編となり、第77期本因坊戦挑戦から第10回応氏杯世界選手権優勝までの軌跡をたどります。本書の筆を執る田中章氏は常に一力棋聖のタイトル戦に帯同しているベテラン記者で、その緊迫した対局の裏側を詳細に記録しています。
「最後の大三冠」「19年ぶりの世界戦優勝」
若くして囲碁史に名を刻み、今後もさらなる活躍が期待される一力棋聖。
国内だけでなく、世界中の囲碁ファンがいま彼に注目しています。
数々の困難を乗り越えた一力棋聖の挑戦と栄光の物語をお楽しみください。
内容説明
19年ぶりの世界戦優勝。最後の大三冠。第77期本因坊戦挑戦から第10回応氏杯世界選手権優勝まで、頂点を極めた一力遼の軌跡をたどる。
目次
第一章 試練ふたたび
第二章 手応え
第三章 リベンジ
第四章 三冠へ
第五章 追い越せたか
第六章 新たな本因坊戦
第七章 最後の大三冠
第八章 世界の頂点に立つ
著者等紹介
田中章[タナカアキラ]
1947年生まれ、北海道士別市出身。京都大学文学部卒、1972年共同通信社入社、社会部長、仙台支社長、論説副委員長。現在、共同通信客員論説委員、元河北新報社囲碁記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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