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内容説明
デジタルは既存ビジネスの効率化と新しい事業立地の探索を実現するが、それを混同すると中途半端な成果しか生まない。デジタルプロジェクトを顧客価値を再創造する「特区」として専門化し、人財とマネジメントの両面から成功する戦略を示すとともに、そこで得たスキルや手法、風土を全社の変革に活かすための方法を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masabox
1
対談の項を作ることは、読み易さだけでなく、構成のバランスを整える効果もあります。巨大企業の偉い方が考えていたこと、考えて対応したことを教訓のように示す場合、説教じみることも多いのですが、そこにDX化と言う要素を加えることにより、ぐっと具体性を出してきます。PDCAサイクルってのは、色々と焼き直されてきたものですが、どれも派生なわけで、HYPERと本書で書かれているところも、その流れなんでしっくりとは来ます。組織としての、と言うところにも届く管理職の視点でも語られる現代のDXの話です。2022/02/25
きのきの
0
デジタル対応人財であるアジャイル人財の育成はやっぱり純粋培養が良いのかな?従来のプロセスを知っているうえでアジャイル対応できないと、という不安はある。また、アジャイル型と従来の開発型の両方を知ったうえでのマネジメントは非常にハードルが高い。現時点は両方わかっている人がいたとしても、今後、純粋培養された人財が増えると、この点に人財不足が現れないか?いずれにしても人財育成は悩みどころ。また、フラット化された組織の運営でも高度なマネジメント力が求められる。組織として成功するためのハードルは高い。2022/02/07
ame moyou
0
著者と縁あって読んだ本。今やっている仕事と感じていることが完全に一致している。一部は本当に自分との話が入っている気がしてならないところ。2022/01/17