出版社内容情報
「将棋のルールを覚えたあと、最初に覚える戦法は何がよいでしょうか?」
将棋ファンの方からこう質問されたら、「四間飛車がいいと思います」とお答えします。
理由は四間飛車が「玉をしっかり囲ってから戦う」戦法なので、将棋の基本を覚えるためには最適だからです。
本書は「四間飛車とは?」から始まって、「駒組みの仕方」、「攻め方」、「寄せ方」と、順序よく、四間飛車の指し方と勝ち方を解説した本です。慣れていない人にとって将棋の本を1冊読むのは大変かもしれませんが、マンガとリンクして進んでいくので、楽しみながら読み進めることができるでしょう。(藤井猛 まえがきより)
内容説明
藤野純平は春から高校1年生。藤井猛九段が四間飛車で勝利する姿を偶然目にした純平は、中学の同級生・四方津真琴と一緒に、将棋同好会に入ることにした。先輩たちの厳しい指導を受けながら、少しずつ成長する純平。一方で、自信のなさから将棋大会への出場には尻込みをしてしまう。しかし、真琴の「四間飛車を信じよう!」の言葉に背中を押されて、ついに出場を決意する!基本の駒組みから攻め方、寄せ方まで楽しみながら覚えよう!
目次
「純平、魅せられる」
序章 四間飛車とは?
「純平、将棋部へ」
第1章 四間飛車の駒組み
「純平、しごかれる」
第2章 四間飛車の攻め
「純平、もがく」
第3章 四間飛車の寄せ
「純平、大会に出る」
第4章 四間飛車あれこれ
「純平、新しい春へ」
著者等紹介
藤井猛[フジイタケシ]
1970年9月29日生まれ。群馬県沼田市出身。2000年10月、九段。「藤井システム」を武器に、第11期~第13期竜王戦で3連覇。他に棋戦優勝8回
松本渚[マツモトナギサ]
兵庫県出身。代表作は『盤上の詰みと罰』(双葉社)、『将棋めし』(KADOKAWA)、『盤記者!』(文春オンライン)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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