出版社内容情報
現在、麻雀にはさまざまなルールがありますが、その多くに数万点の「順位点」がつきます。
例えばMリーグルールであれば、トップと2着は4万点の差がつきますし、最近流行しているネット麻雀雀魂では、3着と4着で15万点!近いポイントの差がつきます。これはつまり、たった1つのミスのせいで、数万点の損が生まれてしまうということです。
では、そのようなミスをしないように、大切なことは何でしょうか。それはずばり、「点数状況の判断」です。「愚形ドラ1はリーチ」、「リーチを受けて2シャンテンならオリ」などのセオリーは、あくまで一般的な場面における正解にすぎません。点数状況によっては、簡単に逆をいったほうがよくなるのです。
そこで本書では、
・「オーラスアガればトップだが放銃すると着順がダウンする場合」
・「南場のトップ目でどれくらい守備気味にすべきか」
・「ラス目だからといって相手のリーチに全ツッパでいいのか?」
などのよくある疑問を、さまざまな点数状況ごとに解説します。強者だけが知る判断基準を読者の皆さまに知ってほしいと思います。
また、当然ルールによってその順位点も異なるため、Mリーグルールなどのトップが飛び抜けてえらいルールと、雀魂や天鳳などのラス回避がえらいルールとを区別して解説します。
ぜひ本書を読んで、既存のセオリーの1つ先をいく状況判断を身につけましょう。
内容説明
「トップ取り」と「ラス回避」、2つのルールについて解説!
目次
第1章 勝つために点数状況が重要な理由(点数状況が大事な理由;ルールの違いを整理しよう ほか)
第2章 オーラスの攻撃技術(オーラスアガリトップ役ありテンパイ;オーラスアガリトップ役なしテンパイ ほか)
第3章 オーラスの押し引き(リスクを測れ;放銃を避けるのがミスである局面 ほか)
第4章 南3局の判断(打点とアガリ率に分解して考える;アガリ率のいろいろ ほか)
第5章 南2局以前の判断(南2局以前に点数状況は影響するか?;ダントツなら局消化を意識する ほか)
著者等紹介
平澤元気[ヒラサワゲンキ]
1990年6月15日生まれ新潟県燕市出身。麻雀クリエイター。(一社)最高位戦日本プロ麻雀協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
添川