出版社内容情報
1手〇秒、〇分切れ負け、またはフィッシャールール。
普段はネット将棋を中心に、早指しの将棋に慣れ親しんでいる方は多いはず。
早指し将棋は手軽に何局も指せるので、人気があります。
しかし、最後まで何があるか分からないのが早指し将棋の怖いところです。
時間切迫による逆転負けは、誰しも経験があるのではないでしょうか。
はたして、短時間でも局面をまとめる指し方とは―。
本書は、早指し将棋での戦い方を解説した戦術書です。
定跡書とは違い、秒読みでの思考や実戦心理を踏まえた指し方を中心に紹介します。
著者は、第27期銀河戦でプロに4連勝した実績をもつ、木村孝太郎アマです。
アマ棋界屈指の強豪が伝授する、早指しで負けないコツを習得してください。
内容説明
「評価値ではなく人間的に」勝ちやすい局面をどう作るのか。短時間でも思考がまとまる指し方とは―。優勢な将棋をわかりやすく劣勢な将棋を複雑に。技術×心理術で実戦的に強くなろう。
目次
序章 早指し将棋の方針(早指し戦での4つのポイント;自玉・相手玉の急所の見極め ほか)
第1章 中盤編(相手の手を殺す;手厚い陣形を築く ほか)
第2章 終盤編(王手のかからない形を作る;手番を握る ほか)
第3章 実戦編(第27期銀河戦Gブロック1回戦;第27期銀河戦Gブロック2回戦 ほか)
第4章 序盤編(オリジナル戦法の基本方針;対速攻棒銀 ほか)
著者等紹介
木村孝太郎[キムラコウタロウ]
1999年生まれ、青森県出身。現立命館大学生。第7回将棋アマチュア銀河戦で優勝し、第27期銀河戦への出場権を獲得する。その勢いは止まらず、弱冠20歳にしてプロに4連勝の快挙を果たした。大学将棋でも、第74回学生名人戦準優勝、第75回大会でも3位に輝くなど、安定して好成績を残す。『早指しのコツ―秒読みで負けない感覚と技術』が初の著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。