出版社内容情報
「19歳~79歳の現在に至るまで、JAグループ一般家庭向け月刊誌『家の光』にて詰将棋連載を持たせていただいております。2019年秋には連載開始丸60周年を迎えます。ギネス級記録ではないかと密かに誇りに思っております」(加藤一二三九段Twitterより)
本書は月刊誌『家の光』で加藤一二三九段が19歳から79歳まで、60年にわたって連載された詰将棋を書籍化したものです。
19歳といえば加藤九段はA級のトップ棋士。対局の忙しい合間を縫って毎月詰将棋の出題を続けて来られました。十段になっても名人になっても70歳を過ぎても、欠かさずに60年間続けられたことは大変な偉業であり、加藤九段の「継続する力」に改めて感嘆いたします。
本書はトップ棋士による詰将棋問題集であるとともに、加藤九段の人間としての強い信念も感じられる一冊です。
内容説明
伝説の棋士・加藤一二三九段による珠玉の詰将棋を書籍化。
目次
7手詰め
9手詰め
11手詰め
13手詰め
著者等紹介
加藤一二三[カトウヒフミ]
1940年1月1日生まれ、福岡県出身。1951年3級。1973年11月3日九段、2017年6月20日引退。タイトル戦登場24回。最年少A級(18歳3ヶ月)、最高齢勝利(77歳0ヶ月)など数々の記録を持つ大棋士。獲得は名人1、十段3、王位1、棋王2、王将1の合計8期。棋戦優勝はNHK杯7回など、合計23回。順位戦はA級以上36期。将棋大賞は第9回(1981年度)最優秀棋士賞・連勝賞など多数。その他表彰、1986年聖シルベストロ騎士勲章、1989年特別将棋栄誉賞(通算1000勝達成)、2000年春紫綬褒章、2001年通算1200勝達成、2003年現役勤続50年、2018年旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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