カラー版 瀬戸内海島旅入門

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カラー版 瀬戸内海島旅入門

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  • サイズ B40判/ページ数 319p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839960063
  • NDC分類 291.74
  • Cコード C0026

出版社内容情報

瀬戸芸に興味ある人も旅が好きな人も必見! 瀬戸内海のたびの教科書いま、流行の瀬戸内の島旅。2016年、瀬戸内国際芸術祭が春・夏・秋会期で開催されているだけでなく、広島と愛媛をむすぶ「しまなみ海道」も人気です。どうしても「直島」だけが注目される瀬戸内海の島ですが、瀬戸内海にはドラマチックな島がたくさんあります。
本書は、『島―瀬戸内海をあるく1集?第3集』(みずのわ出版)や『日本〈島旅〉紀行』(光文社新書)など、日本の離島に関する数々の著作がある、斎藤潤氏による瀬戸内の島旅の本です。まずは初心者にむけさまざまな島を紹介しながら、島旅の始め方と楽しみ方を紹介します。

特に第3章の「魅力別・行ってみたい島」では、著者が実際に訪れた島をテーマ別に紹介していきます。
まずは、「日本のエーゲ海」とも喩えられる、瀬戸内海のビューポイントを3つ<城山(粟島―香川県)、金蔵山(柱島―広島県)、神峰山(大崎上島―広島県)>紹介します。
続いて、(1)最近元気な島 (2)うまい島宿 (3)猫の島 (4)歴史の香り漂う島々 (5)灯台で有名な島 (6)花が咲き誇る島々(7)伝統的な見物で見逃せない島 (8)島暮らしするように泊まりたい (9)息づいている伝統行事 (10)産業遺産の島々  (11)特別な歴史を持つ島々
のテーマで特徴のある島を掲載。特に「猫の島」では、津島(愛媛県)、野島(山口県)、佐柳島(香川県)の3島をクローズアップします。

瀬戸内国際芸術祭の舞台になる島としては、直島、女木島、小豆島、大島、本島、高見島を大きく取り上げています。

また、花が咲き誇る島々(因島(広島県)<除虫菊>、 岩城島(愛媛県)<桜>、小手島(香川県) <源平桃>、六島(岡山県)<水仙>)や、無人島(大黒神島(広島県)、宇治島(広島県)、円上島/股島(香川県))のルポも注目です。
さらに! めったに取り上げられることがない、とある宗教団体が購入した「黄島」(岡山県)への上陸ルポも!!
新書判(113×176mm)オールカラー320ページと分厚い本の中に紹介された島の数は約90島。あの「直島」だけが瀬戸内の島ではありません。
ぜひ、この本を片手に、瀬戸内海のさまざまな島に行ってみませんか?

口絵  
地図

●序章 瀬戸内海について
 瀬戸内海とは

●第1章
瀬戸内海・島旅の楽しみ方
 [初級編] 日帰りで島を楽しむ
 [中級編] 島に泊まって島時間を堪能
 [上級編] 船を駆使して自由自在

●第2章
島旅を楽しむための基礎知識
 島へ行こう・知る(情報収集)
 島へ行こう・渡る
 島へ行こう・買う
  〈コラム〉 やっと復活した商店だったが
 島へ行こう・食べる
 島へ行こう・歩く 
 島へ行こう・泊まる 
 島へ行こう・交わる

●第3章
魅力別・行ってみたい島

 ◆多島海のビューポイント
 城山(粟島―香川県)
 金蔵山(柱島―山口県)
 神峰山(大崎上島―広島県)

(1)最近元気な島
  ■志々島(香川県) ― 昨年から急に動き出し3月には2人の移住者が
  ■直島(香川県) ― どこへ行くのか? 変容し続ける島は
  ■小豆島(香川県) ― 続々とやってくる若い移住者たち  

(2)うまい島宿
  ■真鍋島(岡山県笠岡市) ― 島宿三虎
  ■津和地島(愛媛県) ― 島産の魚介と野菜たっぷりの天然料理の亀川旅館  

(3)猫の島
  ■津島(愛媛県) ― 来島海峡大橋の絶景と昭和の家並み
  ■野島(山口県) ― 子どもたち全員が島外から通学中
  ■佐柳島(香川県) ― チャーター船で乗り付ける猫客たち

(4)歴史の香り漂う島々
  ■本島(香川県) ― 島名に込められた誇りを勤番所と笠島に見る
  ■大三島(愛媛県) ― 国宝・重文の武具甲冑の8割がある

(5)灯台で有名な島
  ■百貫島(愛媛県) ― 意外に優しげな海岸もあった監獄島
  ■鍋島(香川県) ― 乗物から見下ろせる歴史的灯台
  ■釣島(愛媛県) ― 純然たる洋式建築の旧官舎が全国唯一今も残る

(6)花が咲き誇る島
  ■因島(広島県) ― かつて瀬戸内を大いに潤した除虫菊の余韻
  ■岩城島(愛媛県) ― 天空を巡る桜の回廊にほれぼれ
  ■小手島(香川県) ― 春先に咲き乱れる源平桃
  ■六島(岡山県) ― 冬こそ魅力全開スイセンの香りが島を包む

(7)伝統的な見物で見逃せない島

  ■大崎下島御手洗(広島県) ― 甦った江戸から昭和初期の古い町並み
  ■大崎上島木江(広島県) ― 隠微な空間に往時の繁栄を偲ぶ
  ■高見島(香川県) ― 幻の重要伝統的建造物群保存地区・浦

(8)島暮らしするように泊まりたい  
  ■牛島(香川県) ― アイランドガールで暮らすように滞在
  ■讃岐広島(香川県) ― ひるねこで島時間に溺れたい
  ■周防大島(山口県) ― 島人宅に居候して見えたこと

(9)息づいている伝統行事  
  ■越智大島(愛媛県) ― 島人と自然に交流できる楽しい遍路市
  ■櫃石島(香川県) ― 個性的な大的 ズンドー矢などが特徴のももて祭

(10)産業遺産の島々
  ■小島(愛媛県) ― 数奇な運命をたどったバルチック艦隊防備の要塞
  ■大久野島(広島県) ― ウサギ人気に占領された毒ガスの島

(11)特別な歴史を持つ島
  ■庵治大島(香川県) ― 白砂青松の優しげな島に埋もれた暗い歴史
  ■犬島(岡山県) ― 現代アートの島に秘められた有為転変

〈コラム〉 瀬戸内国際芸術祭の島 女木島(香川県)

(12)人口一桁の島  
  ■小与島(香川県) ― 年に一度の春祭りは大家族の親睦会
  ■情島(広島県) ― イノシシに苛まれる元軍都呉のお膝元
  ■黄島(岡山県) ― 神殿と自然農法が渾然とした島

(13)表情豊かな無人島
  ■大黒神島(広島県) ― 瀬戸内海最大の無人島に人の影
  ■宇治島(広島県) ― シカとクジャクの領土に上陸
  ■円上島/股島(香川県) ― 塩飽水軍の痕跡と菊花石を求めて

斎藤 潤[サイトウ ジュン]
1954年、岩手県盛岡市生まれ。東京大学文学部露文科卒業。
JTBで月刊誌『旅』などの編集に携わったのち、フリーランスライターに。
旅、島、食、自然、農林水産業、産業史などをテーマに全国を巡り、執筆活動を行っている。
主な著書は『日本〈島旅〉紀行』『沖縄・奄美〈島旅〉紀行』『吐?喇列島』『東京の島』
『旬の魚を食べ歩く』(以上、光文社新書)、『島―瀬戸内海をあるく1集?第3集』(みずのわ出版)、
『島で空を見ていた 』(幻冬舎)、『絶対に行きたい! 日本の島』(ビジュアルだいわ文庫)など。
近刊は7月発行の『ニッポン島遺産』(実業之日本社)。共著に『沖縄いろいろ辞典』(新潮社)、
『島・日本編』(講談社)などがある。

内容説明

「直島」だけではもったいない!瀬戸内の島をめぐると見えてくる魅力。瀬戸内海の島約90紹介!

目次

序章 瀬戸内海について(瀬戸内海とは)
第1章 瀬戸内海・島旅の楽しみ方(初級編―日帰りで島を楽しむ;中級編―島に泊まって島時間を堪能 ほか)
第2章 島旅を楽しむための基礎知識(島へ行こう・知る(情報収集)
島へ行こう・渡る ほか)
第3章 魅力別・行ってみたい島(多島海のビューポイント;最近元気な島 ほか)

著者等紹介

斎藤潤[サイトウジュン]
1954年、岩手県盛岡市生まれ。東京大学文学部露文科卒業。JTBで月刊誌『旅』などの編集に携わったのち、フリーランスライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

60
以前から多島海の風景に憧れています。瀬戸内海のいろいろな島についてレポートされている感じで、知らないことばかりでした。ハンセン氏病の隔離施設として使用された安治大島や、毒ガス工場のあった大久野島など、島の特性から複雑な歴史のある場所も多いんですね。小さい島などは住人が減り船便がなくなってしまったりと苦労もたくさん。それでも美しい風景は他にない貴重なものでしょうね。いつか行ってみたい場所が増えました。2017/10/22

めめ

3
橋で繋がった島、今なお船が唯一の渡島手段である島、それぞれにインフラの変化や時代の流れの中で変わった事、変わらない事、変わりゆく事がある。大小様々な島々についての細やかな紹介文のひとつひとつに観光で訪れる一見さん的な見方ではない筆者の視点の深みと優しさを感じた。私自身が訪れた島も少なからず掲載されているが、これを読んで再訪したらまた違った見方や楽しみ方が出来そうだ。2019/11/07

徳島の迷人

2
フルカラーの瀬戸内海島々ジャンル別探訪記。著者の島への訪問回数は多すぎるくらいでもはや当事者でもあるが、その代わり包括的な本にはなってない。2016年当時の最新版のローカルな情報が載っており「最近の瀬戸内」の空気が伝わってくるようだ。定期便のない島へもチャーターや乗り合わせで上陸していることも多く、ネットの公式サイトだけではアクセス方法の分からない島への情報収集にもなるだろう。宿泊者が半住民となって掃除したりするゲストハウスや改修した古民家もあるらしい。そこで泊まって日がな一日を過ごしたい気も起こる。2023/12/04

luckyair

2
これだけ沢山の島レポートを載せている点では貴重だし、内容的にも実際に行った感じがして勉強になり面白い。観光地などについて書いてあるというよりは、あくまで島の背景や暮らし、主観を交えた手記のような内容。その中でも特に魚島の地域おこし協力隊が開いた商店の行く末と、当時ハンセン病患者を移住させたという庵治大島、毒ガスの製造拠点となっていた大久野島についての内容は、この本を読まなければ知ることもなかったと思う。アートの島々として栄えている島は、今では考えられないような背景を持っている所もある。★★★2017/06/22

TETSUYA

2
瀬戸内海約90の様について、写真等交え紹介されています。個人的には愛媛県で瀬戸内海に面した田舎があったにも関わらず、島というとしまなみ海道のいくつかと、御手洗地区ぐらいしか行ったことありませんでしたが、これを見てると色々行きたくなります。八重山諸島とか大好きなんですが行くのは大変なので、大阪からも行きやすい瀬戸内海は改めて良いかも。2016/11/28

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