Dデイの惨劇―1944年6月、連合軍敗退

Dデイの惨劇―1944年6月、連合軍敗退

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784499226387
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0076

出版社内容情報

第二次世界大戦の勝敗を決定したノルマンディ上陸作戦。米国陸軍情報センターで分析官を務める著者が入手できる限りの資料を元に自らのキャリアを活用し、もしヒットラー・ユーゲント戦車師団が、史実と違って当初から上陸地点に配置されていたら、という仮定のもとに、この僅かな差異が引き起こす惨劇を臨場感溢れる筆致で、かつてなかったほどリアルに、いささかの波状もなくみごとに再現した戦争シュミレーション小説。

内容説明

’94年Dデイ50周年を記念し、欧米で多数出版されたDデイ関連書物の中で、ベストセラーを記録した『DISASTER AT D‐DAY』の日本語版。本書は史実とは異なる“if…”の戦記である。しかし、当時の連合軍、ドイツ軍の両兵力、部隊配備および作戦計画などをもとに、アメリカ陸軍情報センターでアナリストを務める著者が熟考し、書き下ろし迫実のDデイ戦記に仕上げられている。

目次

第1章 盤上に並ぶ駒
第2章 空挺強襲 6月6日
第3章 アメリカ軍の上陸 6月6日
第4章 イギリス軍の上陸 6月6日
第5章 ロイヤル・オーク作戦 6月7日
第6章 スパナー作戦 6月8日~11日
第7章 ロスバッハ作戦 6月12日~13日
第8章 仕切り直しとタリスマン作戦 6月14日~26日
第9章 敗者は多難なるか?トイトブルガー・ヴァルト作戦 6月27日~30日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Panzer Leader

55
WWⅡの分岐点となった連合軍のノルマンディ上陸作戦が失敗に終わったという仮想シュミレーション戦記。圧倒的物量でドイツ軍を打ち破ったとのイメージがあるが、ドイツ側の対応の不手際もあり少なからず幸運にも恵まれ成功したのが現実であった。作戦開始前の仮想現実はSS第12戦車師団ヒトラー・ユーゲントがオマハ海岸背後に配備されていた事とロンメルが駐在していたとの僅かな違いでしかない。しかしこの要因が影響して坂道を転げ落ちるように連合軍の失敗を引き起こしていく。現実に活躍した両軍の有名将兵も登場して物語に花を添える。2022/07/18

kurepelin

3
95年出版のだいぶ古い本だけど、戦記シュミレーションとしてはとても良かった。新書ノベルにありがちなトンデモ設定や兵器の出てくるものではなく,もっとリアルに当時の戦況下でおきえたかもしれない逆転劇を描いたもの。ウォーゲームとかやる人には面白いでしょうし、濃すぎる人には今更かな。そういえはどこかで宮崎駿もほめてたような。 あの方もこっち方面では濃い人だが。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/27166
  • ご注意事項

最近チェックした商品