内容説明
「自分の“好き”が胸の内にあれば、街に出て通りを歩くときも宝探しのような心地になれる」日々の暮らしを彩る日用品、日本各地で見つけた工芸品、家族を思い出す愛らしい雑貨…旅好きの著者が愛する品々を大公開!
目次
1 暮らすこと(母から譲り受けた故郷の風呂敷;ベッドルームのさかさまティーカップ;しなやかな使い心地に心安らぐ今治タオル ほか)
2 食べること(休日の朝に作るパンケーキ;手にしっくりなじむシンプルなピーラー;素材の旨味を引き出す名脇役 ほか)
3 装うこと(一目惚れした老舗帽子店のストローハット;日本画絵具専門店で見つけたマニキュア;洋服を美しく支える木製ハンガー ほか)
著者等紹介
甲斐みのり[カイミノリ]
文筆家。1976年、静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごす。現在は東京を拠点に、旅、散歩、手みやげ、建築など女性が好み憧れるモノやコトを中心に、書籍や雑誌に執筆。また、雑貨の企画・制作やイベントなどを行なうブランド「Loule」(ロル)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
30
自本。甲斐さんの持ち物を堪能するための本。ミナ・ペルホネンの洋服はアノ方よりも甲斐さんのほうが似合うと思った。高価なジュエリーよりも一見チープシックな一点物が好きなところが同じ(レベルは違えど)で、うれしい(*^^*)2015/07/11
はるき
26
丁寧に暮らす。物とも人とも縁で繋がるとしたら、一期一会を大事にしたい。効率的とかお値段とか、そういう物差しをちょっと置いて、一目ぼれを信じたくなる。2019/09/06
bianca
21
この本は先に読んだ「くらすたのしみ」とリンクしている部分が多いので、併せて読むと、あぁあれのことかと。感想はほぼ同様になります。素朴で愛らしい品々で目の保養。軽くて洗える韓国の布団が気になりました。2021/08/03
アズル
21
図書館本。読み進めていくうちに、著者の甲斐さんが富士宮出身であること、お茶を大切にすることがわかりました。私も静岡出身なので、少し嬉しい気分です。ただ、文章が馴染めませんでした。2016/01/31
ぷれば
20
本書で紹介している衣食住の道具・雑貨・服は、すべて著者の持ち物…長年にわたり愛用しているモノ、選びに選び抜いたモノ、一目惚れしたモノなど、入手経路もさまざま。惜しみなく紹介された品々には、どれもこだわりと愛着、自分らしさがいっぱい。思わず欲しくなるモノも多く悩ましい(笑)捨てる系の本もたくさん読んだが、どちらかというと、集める系にときめいてしまう。ミニマリストは断念だろうか!?2016/04/13