内容説明
順位戦自戦記＋実戦の研究。Ｃ級１組を２期で駆け抜けた新星が語る。
目次
第１局 豊島将之六段戦―超難解な終盤戦
第２局 糸谷哲郎五段戦―最終盤のドラマ
第３局 佐々木慎六段戦―昇級の一番
第４局 真田圭一七段戦―気を新たにしての１勝
第５局 阿部健治郎五段戦―大逆転の一局
第６局 船江恒平五段戦―兄弟弟子対決
第７局 糸谷哲郎六段戦―負けられない一戦
第８局 浦野真彦八段戦―角交換振り飛車と戦う
第９局 中村太地六段戦―昇級にあと１勝とする
第１０局 大平武洋五段戦―２年越しの昇級を決める
著者等紹介
稲葉陽［イナバアキラ］
１９８８年８月８日生まれ、兵庫県西宮市出身。２０００年９月６級で井上慶太九段門。２００８年４月１日四段。２０１１年３月８日五段。２０１２年５月１日六段。２０１３年８月１６日七段。横歩取り、矢倉などを得意とする居飛車党（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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すいれん
1
２０１１～２０１２年のＣ級１組。負けた局の解説は傷口に塩を塗りこむように痛々しい。勝っても反省。負けたら猛省。勝っていても反則しないように神経磨り減らす、恐ろしい勝負の世界。カニカニ銀対策を身につけたい。(凌いだらなんとかなると思っていてもズタズタにされるカニカニ銀)今や豊島さんは名人だし稲葉さん、糸谷さんはA級棋士。豊島さんの写真が何故か今より老けてみえた。将棋は同門でも当たるから厳しいと思ったりも。井上一門、強いよね。2019/06/13
yasuhitoakita
1
稲葉八段の実戦集。今となっては定跡が古くなってて懐かしい形が多いけど、中終盤のねじり合いが面白い。中でも対糸谷戦、対豊島戦が圧倒的に面白いので、三つ巴実戦集とか出してくれたら絶対買うな^^2018/10/12
