内容説明
あと「三手」で勝ち、その「三手」を解説。知ってトクする手筋満載の一冊。
目次
第1章 攻め中盤問題
第2章 受け中盤問題
第3章 攻め終盤問題
第4章 受け終盤問題
第5章 攻めか受けか
第6章 有段者問題に挑戦!
著者等紹介
藤倉勇樹[フジクラユウキ]
1979年10月23日生まれ、東京都出身。1992年6級で桜井昇八段門。1998年初段。2002年10月1日四段。2012年4月1日五段。2010年9月より、志木こども将棋教室を開校。将棋会館で将棋教室の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
14
『直感精読』 この四文字熟語こそが、まさに次の一手を決断するプロセスだ。①その局面で有力な候補手を思い浮かべ(直感)②その候補手を吟味咀嚼ないし比較し(精読)③最も秀でている手を選択する(着手) この過程において①が最も重要度が高い。何故なら、思い浮かばなければその手の善悪を検討できないからだ。ということで局面局面に応じた「形」を覚えることが、将棋上達のコツ。盤上は千変万化だが、似た局面で用いた形を想起することこそが直感となる。本書は自然と思い浮かべて欲しい「形=手筋」がてんこ盛りだ。お勧めだよ(^^♪ 2017/12/28
akihiko810/アカウント移行中
9
図書館本。将棋の手筋次の一手。 『基本のキ』を謳っているだけあって、一目の「初心者の絶対」の手も多いが、高難易度だと初段~二段の手もあって役に立った。概して級位者向けの本なので、私の復習レベルに丁度いい2020/12/06
オザマチ
7
問題→解答・解説の繰り返し。2015/12/03
Sugaya Masaki
2
二段程度あればほとんどがヒント無しで一目です。級位者はしっかり覚えておくべき手筋がたくさんあるので何度も解けば初段に近づくのでは。2015/08/15
nerozou666
1
藤倉勇樹五段の手筋書。書名で『基本のキ』とまで謳っているだけあって「対象級位の表示」「注目ポイントの色付け」「候補手の提示」などの気遣いが多く見られる。しかし、肝心の問題が如何せん平均的に難易度高め。手筋入門書であれば「手筋を駒別に分類」「必要な駒だけの図」などの手法を使った他の棋書の方が圧倒的に入門者向けとしてシンプルで優れている。『基本のキ』というタイトルを改め、解説の変化を増やす方針を取った方がそれら入門書差別化が図れるだろう。中級者向けの手筋問題集と考えるならばそれほど悪い棋書ではない。2018/10/13