内容説明
コツをつかめば、最大の武器になる!「急所よりも、まずはフトコロを狭める」など、明日からすぐに使える7つの基本を伝授。
目次
第1章 死活と詰碁の違い
第2章 眼を奪う道具
第3章 眼を作る道具
第4章 実戦でよくでる死活
第5章 ヨセの基本
第6章 ヨセの道具
第7章 いつからヨセか
著者等紹介
羽根直樹[ハネナオキ]
昭和51年8月14日生。三重県出身。平成3年入段、14年九段。羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。日本棋院中部総本部所属。平成8年第26回新鋭トーナメント優勝。平成11年第40期王冠戦優勝。平成13年第27期天元戦で初のビックタイトル天元位獲得。平成14年日中天元戦で黄奕中天元を2‐0で破り優勝。平成15年天元位防衛・3連覇。平成16年第28期棋聖戦で初の棋聖獲得。第11期阿含桐山杯優勝。平成17年第29期棋聖戦で棋聖防衛(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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暗中無策
2
基本的な石の死活と周囲の石との関係、基本的な寄せ方、順序、ヨセに入るタイミングの説明などが書かれ、読みやすく、わかりやすい。机の上に置いておいたら、娘に「お父さん、死ぬ準備してるの?」と聞かれてしまった。2016/11/15
あなあき
1
コスミ、ハネツギ、ナカデ、打ち欠き、ダメヅマリといった「眼を奪う道具」と、フトコロを広げる、カケツギ、急所を見つけるなどの「眼をつくる道具」の「死活両面の基本事項」を詳しく解説。その後「実戦によくでる死活」の問題を解いて応用力を身につけることを目指す。ヨセの部分は60ページほどの分量だが、基本的な道具を示してテーマ別に解説する形式は他の要素の構成と同様。入門卒業後の「次のステップ&基礎固め」に最適なシリーズなんだけど、自分の棋力では本書を読みこなすのは難しかったんで、もっとやさしい本から戻って来たいッス。2013/06/25