内容説明
振り飛車の玉形「端歩位取り穴熊」は、振り飛車穴熊の堅さ+端攻めの切り札という、二つの武器をあわせ持った戦法。安定した自玉からいつでも敵玉の急所(端)を突けるのが魅力で、極めて実戦的な作戦である。本書は、この戦法を解説するものである。
目次
第1章 基本の考え方
第2章 解説編(基本図までの駒組み;居飛車後手3二金型穴熊;居飛車後手4三金型穴熊;松尾流穴熊;振り飛車積極策;居飛車後手4四銀型穴熊;端歩位取り穴熊特殊型;先手7八銀待機型)
第3章 実戦編(大舞台での一戦―対堀口一史座五段;二冠王と戦う―対佐藤康光棋聖・王将;変則穴熊の大熱戦―対石川陽生六段;必勝態勢を築くが―対丸山忠久棋王;松尾流穴熊と戦う―対松尾歩五段)
著者等紹介
杉本昌隆[スギモトマサタカ]
1968年11月13日愛知県名古屋市出身。1980年、6級で(故)板谷進九段門。1990年、四段。1995年、五段。2000年、六段。2001年度、第20回「朝日オープン選手権」で準優勝。2002年度、第61期順位戦でB級2組に昇級
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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