パサージュ叢書<br> ひとりという幸福

パサージュ叢書
ひとりという幸福

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839830076
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0095

内容説明

ひとりになって初めて、失ったものの大きさ、2人でいることの大切さが身にしみる。『堕落論』『白痴』で知られる作家・坂口安吾は優しい半面、アルコールや薬物を飲んでは暴れる無頼な作家だった。そんな安吾を愛しぬき、安吾亡き後、作家らが訪れるバー「クラクラ」を経営。安吾への愛を確認しつつ、ひとりでいることの贅沢さを日々味わう。単行本未収録作品も所収。

目次

1 ひとりということ(亡き夫へ;開店そのころ)
2 クラクラ日記(ついの棲家で(抄))
3 記憶のたからもの(安吾忌;食べものと安吾 ほか)
4 安吾と見た夢(写真のパパ;長い長い鼻 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こまっちゃん

4
ヒロポンとアドルムの中毒で、暴力も酷かった坂口安吾を愛した妻三千代。坂口の最期、坂口の死後に開いたバー「クラクラ」、息子への愛情を、決して上手いとはいえないけれど心に残る文章で綴っています。2015/09/11

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