内容説明
わかりやすい内容、豊富な資料、小学生から大人まで楽しめるまんがによる美術の歴史。
目次
アートコミックス・ギャラリー
第1章 原始…中世の美術
第2章 ルネサンスの美術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
18
時代によって絵画や彫刻品の意味が違っていた。神のような存在であったり。絵を描く人がペンキ職人と扱われているのはかわいそうだなあ。次第に貴族のような立場になったり、芸術家もいろいろなんだなと思った。ルネサンスの入り口みたいなとこで終わったので、2巻が楽しみ。2017/11/29
にんにん
17
まんが西洋美術史とあるが、間の説明を読まないと知識の習得は難しい。解説は基本的な内容がわかりやすくまとめてあるし、技法などの小話も充実していて興味をもてる。 漫画部分があることで、その時代や芸術家達をイメージして想いを馳せることができた。特にルネサンス三代巨匠レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロの関係と人物像がよくわかった点が一番の収穫かな!2021/01/28
ひと
11
3巻に続いて1巻。西洋美術史を学んで驚くのはやぱりギリシャ美術(特にヘレニズム期)とローマ美術の成熟度の高さ。「ラオコーン」が紀元前の作品とは、日本では6世紀の古墳時代で埴輪を作っていたこととあわせて考えてみても感嘆せざるを得ません。筋トレブームの現代でも目指したくなる肉体美。ルネサンスや新古典派など、節目で見直されるのも納得です。ルネサンスの三大巨匠の中ではミケランジェロ、特に「最後の審判」に惹かれます。遠い彼方のシスティーナ礼拝堂への憧れがまた強くなってしまいました。2024/11/10
白義
9
ガクマン離れした本格的な作り。古代からマニエリスムまでを概説、要所を漫画にしており、範囲と情報の量と的確さは相当秀でている。ルネサンス御三家とデューラーの生涯を描いた漫画パートは当時の世相も伝えてくれる。ミケランジェロとユリウス2世のエピソードは明確な個性のぶつかり合いが漫画映えし、退屈しない水準で小学生高学年くらいから読める西洋美術史入門として出色のシリーズである2013/04/05
Ken.T
5
西洋美術史について最低限の知識くらい身につけたくて図書館で借りたもの。先史時代からルネサンスまでの西洋美術史の解説。世界史的説明も嬉しい。2018/03/11




