内容説明
本書は、ナチス期におけるドイツの合理化運動を研究対象とし、その歴史的な展開過程を実証的に明らかにしたものである。『ヴァイマル期ドイツ合理化運動の展開』の続編。
目次
ナチス期の合理化運動の研究課題と分析視角
第1部 合理化運動の展開過程(ヴァイマル期の合理化運動の展開とその特徴;ナチス期の合理化運動の展開とその特徴)
第2部 主要産業部門における合理化過程(重工業における合理化過程;化学工業における合理化過程;電機工業における合理化過程;自動車工業における合理化過程;機械製造業における合理化過程;ナチス期の合理化運動の特質と意義)
著者等紹介
山崎敏夫[ヤマザキトシオ]
1962年大阪府に生まれる。1985年同志社大学商学部卒業。1990年同志社大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得。1989年高知大学人文学部に勤務、助手、専任講師、助教授をへて1994年立命館大学経営学部助教授。現在立命館大学経営学部教授。博士(経営学)。主要著書に『ドイツ企業管理史研究』、森山書店、1997年、『ヴァイマル期ドイツ合理化運動の展開』、森山書店、2001年、『ドイツ合理化運動の研究』(共著)、森山書店、1995年
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