内容説明
戦後書道界に大きな足跡を残した津金寉仙の書業の変遷と人間像を長年、細部にわたって調査し、寉仙の魅力を存分に発揮した労作。語録・年譜付。口絵４０ページ。
目次
書と風土
雅号『寉仙』について
寉仙の人間像
寉仙書風の魅力
寉仙書風への道程
初個展と寉仙をめぐる人々
日展初出品と日展における寉仙の書業
三人展
『書藝大観』創刊と寉仙
昭和体
朝日二十人展と寉仙
一万点頒布
絶筆
山田正平との交友と読まれなかった弔辞
寉仙の筆
寉仙と梧竹
寉仙の逸話
寉仙の漢詩
寉仙の嗜好
菅原壽卿氏との思い出
津山寉仙 語録
著者等紹介
宮澤昇［ミヤザワノボル］
号・春城。昭和３１年（１９５６年）生。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。新潟大学教育専攻科書道専攻修了。現在、書学書道史学会会員。長野県北部高等学校教諭（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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