内容説明
コロナ禍の影響で看護教育が見失いつつある看護を教える人の豊かなかかわりと学生の豊かな看護の学びの記録。
目次
第1章 共にかかわる・共にケアする実り豊かな臨地実習に向けて
第2章 臨地実習における授業デザイン・授業リフレクションの実際(基礎看護学実習;地域・在宅看護論実習;成人看護学実習;老年看護学実習;小児看護学実習;母性看護学実習;精神看護学実習;看護の統合と実践実習)
第3章 本当の指導につながる実習指導者育成の改革(教える人を育てるとはどのようなことなのか;秋田県立衛生看護学院の実習指導者講習会)
著者等紹介
目黒悟[メグロサトル]
元藤沢市教育文化センター主任研究員。多摩美術大学附属多摩芸術学園映画学科卒業。1986年より2020年3月まで藤沢市教育文化センターに所属。故藤岡完治と構想した「教育実践臨床研究」の推進とそれを支援する「臨床的教師教育」を実践。日々、小・中・特別支援学校や看護師養成機関の先生方、臨床で現任教育を担当されている方々と一緒に、授業者と学習者の「経験」を大切にした授業研究に取り組むとともに、全国各地で講演や研修を行っている。目下の関心は、何よりも実践家が元気になれる世の中にすること
永井睦子[ナガイムツコ]
獨協医科大学SDセンター副センター長。千葉大学看護学部を卒業後、神奈川県立こども医療センターにおいて小児臨床看護を経験。看護教員養成課程を修了後、神奈川県立看護教育大学校において看護教員養成教育・実習指導者養成教育に携わる。2002年横浜国立大学教育学研究科学校教育臨床専攻修了。神奈川県立平塚看護専門学校で基礎看護学・看護の統合と実践、川崎市立看護短期大学で基礎看護学・生涯学習支援を担当し、2017年より現所属。2023年武蔵野大学看護学研究科看護学専攻博士後期課程修了(看護学博士)。また、看護教員、臨床看護師の仲間と自主的な「看護教育実践臨床研究会」を開催。授業研究の成果を毎年学会発表し、教える人として自らも成長し続けていきたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。