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100歳まで元気で歩く!転ばない歩き方

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  • サイズ A4変判/ページ数 64p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784838787579
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C9476

出版社内容情報

「あっ、しまった!」の転倒、思いも寄らぬ骨折、治療、リハビリ生活。“転んで骨折”は、高齢者だけでなく、40代、50代にとっても、生活の質を変える一大事です。歩くことは、ごく基本的な動作。日々の生活に、何より重要な身体能力です。「転ばない・骨折しない」ための生活法、マスターしましょう。

「健康寿命」という言葉が、最近、各方面で話題になっています。
超高齢化がすすむ日本、
日本人の平均寿命は世界でもトップレベルですが、
介護を受けたり寝たきりになったりせずに、
日常生活を自立して、健康的に送ることのできる期間を、
厚労省が調査、推計し、「健康寿命」として発表しました。
女性は、平均寿命86.39歳に対して健康寿命73.62歳。
男性は、平均寿命79.64歳に対して健康寿命70.42歳。
女性で12年、男性で9年以上もの期間、
寝たきりや介護が必要な状態が続く、など
健康に不安を抱え、何かしら人の手が必要となる、という現実に、
あらためて、健康長寿の大切さを実感します。
その健康長寿を支えるのは、「ひとりで歩ける」こと。
歩くことは、私たちの生活の中のごく基本的な動作です。
家の中のあちこちを移動して、駅までは急ぎ足、
ときには眺めの良い場所をのんびりと。
私たちはいつも、何の気なしに歩いています。
足運びのことを常に意識せずとも、
自然と身についた機能にまかせ、
無意識のうちに安全と思われる方法で、歩いているのです。
でも、安全だと思っていた足もとに、
思わぬハプニングが起きてしまったら……。
本誌では、転倒のリスクを減らすための、
安全な歩き方の基本、そのための準備を、いろいろな角度から考えました。
そもそも人はなぜ転ぶのか、危ないのはどんなときか、
食の工夫でできること、転ばないための体づくりなど、
効果的な情報、有益なヒントも集めました。
正しい歩き方は、安全なだけでなく、美しく、疲れにくく、
そしてプロポーションを保つのにも有効です。
この先もずっと安心できる、
自分に合った歩き方を身につけるために。
さあ、今日から始めましょう。
“自分は大丈夫”の過信が招く、転倒、骨折、寝たきり生活。
あなたとあなたの大切な人が転ばないために。


1 そもそも、人はなぜ転ぶのか?    
 転倒を、甘く見てはいけません。
 なぜ、転んでしまうのでしょう。
2 転倒リスクをチェックしてみましょう。  
3 意外! 転びやすいのは、実はこんな人。  
 タイプ1/転ばないように、活動を控えている。
 タイプ2/健康に自信がある。
 タイプ3/小柄で痩せている。
 タイプ4/体格がよく、やや肥満気味。
 タイプ5/小さな歩幅でいつも慎重に歩いている。
 タイプ6/住まいをバリアフリー化するよう心がけている。
 タイプ7/小食で、ご飯よりスイーツが好き。
4 ふだんの生活、ここに注意! 転びやすいシーン、18のポイント。  
 (家の中で…)
  部屋と部屋の境/玄関先/居間/お風呂場/廊下/寝室
 (外で…)
  駅や公共施設の階段で/歩道で/旅行の宿泊先で/映画館や劇場で/レストランで/ 
  乗り物で
 (こんな時に…)
  薬を飲み始めた時/メガネをかけはじめた時/久々に運動する時/椅子に上っての作
  業時/天候が変化した時/衣替えなどで、部屋が散らかっている時
5 転んで骨折しない体を作るための、ストレッチと筋力トレーニング。  
  肩のストレッチ
  体幹のストレッチ
  股関節のストレッチ
  太もものストレッチ
  ふくらはぎのストレッチ
 筋力トレーニング   
  1 器具を使わないトレーニング
   太もも/からだ/胸・腕/お尻
  2 ゴムバンドを使ったエクササイズ
   上半身/下半身
  3 椅子を使ったエクササイズ
   ストレッチ/リズミカルに足を出すトレーニング/脚の筋肉を強くする運動
  4 簡単な??ながら?♂^動
6 足もとしっかり! 靴選び、ここをおさえておけば大丈夫。
 正しいサイズを知っていますか?
 靴底は安定感のあるものが理想だけれど。
 履き替えるのも一案。
 転倒防止を考えた、シューズカタログ
7 身につけましょう、美しく安全な歩き方。  
8 食でバックアップ、骨を元気にする食べ方。
 カルシウムを多く含む食品。
 さらに加えたい栄養素は、ビタミンD。
 亜鉛やビタミンKも欠かさずに。
9 毎日の生活でできる簡単な運動が、骨をさらに丈夫に。  
10 いくつになっても、元気で生き生きと暮らしていくために。   

体験談/イラストレーター・山下カヨコさん   

【著者紹介】


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