マガジンハウス新書<br> 「挫折」というチカラ―人は折れたら折れただけ強くなる

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マガジンハウス新書
「挫折」というチカラ―人は折れたら折れただけ強くなる

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784838775125
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

 原監督就任から5年後の2009年に33年ぶりに箱根駅伝出場、そして2015年には初の総合優勝。そこから2018年にかけて4連覇を果たし、2022年には大会新記録を更新して優勝するなど、今や押しも押されぬトップ校の仲間入りを果たした青山学院大学陸上部。その強さを支えているのは、これまでの栄光ではなく、選手たち自身の「挫折した体験」だと原監督は言います。また原監督の人生も挫折の連続。しかしその挫折を一つ一つ乗り越えてきたから「諦めない青学」が作られてきたのです。

不確定性が高まる世の中において、「挫折」を体験したものだけが、折れない心、あきらめない姿勢、チャレンジする精神を手に入れられます。挫折こそが成功のもとなのです。

しかし今の日本社会は、失敗を許容しない風潮のため、社会全体が失敗を恐れ、挑戦することを避けてしまっているのが現状です。

『「挫折」を恐れる人間に挑戦はできません。
それにも関わらず、この社会には「挫折」が足りない。
いや、「挫折」する機会が圧倒的に足りないのです。』
 そう語る原監督は、現代の「失敗させない」「失敗を避け挑戦をしない」風潮に苦言を呈します。

 そこで本書では、挫折という体験の大切さと同時に、どうすればそこから再起して、さらに高みへとステップアップすることができるか、その思考法を紹介します。
 原監督の哲学とともに、挫折を乗り越え、社会に出てからもたくましく成長し、結果を出している選手たちがどのように「折れない心」を作ってきたのかをインタビューし、そこに通底する考え、再起するための秘訣を考察しました。
 
 「失敗が怖い」「自信がない」「すぐ諦めてしまう」
組織のしがらみの中、自分に失望し、次へのチャレンジに踏み出せないすべての人、人生の苦難に面している人、自分に自信がなくなっているすべての人に送る「挫折を乗り越えるヒント」です。

内容説明

青学はなぜ何度も駅伝王者に返り咲くのか?勝負強さは「挫折」から作られる。強靱なメンタルを育てる逆境力。

目次

第1章 挫折できる人だけが高く跳ぶことができる(「挫折」なき「挑戦」はない;「挫折」は柔軟な精神を作る心のストレッチ;高く跳ぶためのバネを作る ほか)
第2章 挫折から立ち上がる方法(失敗ととことん向き合う;自分だけの「素質」を伸ばす;信頼が醸成される場所を作る ほか)
第3章 成功につながる「負け方」をしてきた(抑制されたことで生まれた反骨の精神;選択が自分ごとにならないと覚悟は生まれない;会社が「無価値」と判断しても、己の価値は決まらない ほか)

著者等紹介

原晋[ハラススム]
青山学院大学陸上競技部監督。青山学院大学地球社会共生学部教授。1967年、広島県三原市生まれ。世羅高校では全国高校駅伝準優勝。中京大では全日本インカレ5000mで3位入賞。89年に中国電力陸上陸上競技部1期生で入部するも、故障に悩み、5年で競技生活を引退し、同社でサラリーマンとして再スタート。新商品を会社で最も売り上げ、ビジネスマンとしての能力を開花。2004年に陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶりに箱根駅伝出場、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導く。18年まで箱根駅伝4連覇という快挙を成し遂げる。20年には大会新記録で王座奪還を果たし、22年には大会新記録を更新して6度目の総合優勝するなど駅伝強豪校に育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらお

24
本人たちが力をつけていくために、自分たちに練習メニューを考えさせるというところは以前も言っていたところ。長い目で見て成長するためには、自分で気づくということが不可欠。指導する側は、大きな目標を掲げる際にも、そこに向かうためのステップを数値化し、毎月・毎週・毎日の期限を求めて、選手個々人が達成すべき目標へと落とし込む。そして、気づきを促すためにメッセージを伝え続ける。言われた側もその言葉の意味を長い時間をかけて考え続けなければならない。さらに、強くなり続けるためには同じ練習ばかりではよくなく、変化を促す。2024/08/28

parmigiano

7
初めて見れた母校の箱根駅伝での勇姿は未だ忘れる事のない高揚感でした。ただ勝つ為ではない学生への想いと将来を見据えた指導は、さすがだとしか言い様がない。 原さんの著作を何冊も読んで、既に知っている内容でもやはり力と勇気を頂く1冊。自分へのフェーズに合わせた意識付け大事にしていこうと思う👍2023/02/15

海燕

6
原監督は単に失敗した者は強い、というのでなく、「相当の努力をしたにも拘わらず、自分でコントロールできない外的要因により目標が達成できなかった」ことを挫折とする。その定義はともかく、主体的に考えて取り組むことの大切さには首肯する。高校でエリートランナーであっても、厳しい規律で縛る昔ながらの指導を受けてきた学生は、そのままでは大学で伸びないという。指示待ちでなく自律的に動くことは、社会に出てからも必須な要素だ。また、理念を共有する同志の存在はいざというときに力になる、という主張にも大いに納得。2023/05/02

かたぴぃ

3
今年の箱根駅伝。「青学まさか」だったので、読んでみた。「自分が精一杯努力したにもかかわらず、コントロールできない外部の要因によって目標が達成できなかった経験」を「挫折」と捉えて、どうやって「挫折」を乗り越えるのか。「挫折」を乗り越えるのは、個々のメンタルの部分が大きいと思うが、その強い精神力は「自分を信じる力」なのか。いろいろ書いてはあるが、結局自分で乗り越えるしかないのだ。「挫折」を乗り越えるとき、少しでもいい環境を作る力になれたらいい。自分も誰かにとって「同志」になれたら嬉しいと思う。2023/01/12

日々是好日

2
挫折と失敗は違う。駅伝に例えるなら練習量が少なくて負けたのを失敗といい、練習はしっかりしているが思わぬアクシデント等により敗れた場合、自分ではどうしようもないものによって敗れた場合を挫折という。 人は、挫折を繰り返すことで強くなる。挫折を恐れず挑戦し続ける人こそ 本当の強さが身につく。 また、 努力は 裏切らないが結果はタイムラグがある。 なかなか結果に繋がらないと自分のやり方を不安に思い、何か他の安直な方法に飛びついてしまう 。しかし練習量は裏切らない。また生活を整える事が強くなる秘訣である。2023/12/01

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