マガジンハウス文庫
淀川長治のシネマトーク〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 443p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784838770878
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0174

出版社内容情報

1989年から、1999年にかけて雑誌『an・an』で連載された「淀川長治の新シネマトーク」からの厳選196本(上下巻)。当時の新作映画だけでなく、過去の名作もテーマに取り上げた、映画への愛溢れるトーク集。

1989年から、1999年にかけて雑誌『an・an』で連載された「淀川長治の新シネマトーク」。9年にわたって紹介した映画は450本以上。その中から196本(上下巻)を厳選し構成したのが本書。当時の新作映画だけでなく、時には過去の名作もテーマに取り上げた、映画への愛溢れるトーク集です。語りかけような口調で読者をリラックスさせながら、作品の本質には瞬時に鋭く迫る淀川さん独特の解説は、読めば、思わずその映画が観たくなる、不思議な力を秘めています。

はじめに
第1章 娯楽大作は愉し。
第2章 現代の日常がシネマだ。
第3章 超現実が映画では現実。
第4章 男と男のいる映画。
第5章 アメリカ、アメリカ。
第6章 純愛、激愛、恋の映画。
第7章 映画の文章、映画の目。
第8章 応援したい元気監督。

【著者紹介】
1909年神戸生まれ。映画好きだった両親に連れられ、幼少時から映画館に通う。10歳で『ウーマン』(モーリス・ターナー監督)に感激し、映画と共に生きることを誓う。'27年、映画雑誌でアルバイトを始め、'32年にユナイテッド・アーティスツに入社。『駅馬車』をはじめ数々の映画宣伝で名を馳せた。'48年『映画之友』編集長に。'50年代はハリウッドスターへの取材などを精力的に行う。NETテレビ(現テレビ朝日)で、'60年から『ララミー牧場』、'66年から『土曜洋画劇場』(後に『日曜洋画劇場』)の解説を始める。'89年からアンアンで連載を開始。'98年11月11日逝去まで、映画の「伝道師」としての現役生活を全うした。

内容説明

1989年から、1999年にかけて雑誌『an・an』で連載された「淀川長治の新シネマトーク」からの厳選196本。当時の新作映画だけでなく、時には過去の名作もテーマに取り上げた、映画への愛溢れるトーク集。語りかけるような口調で読者をリラックスさせながら、作品の本質には瞬時に鋭く迫る独特の解説。

目次

第1章 娯楽大作は愉し。
第2章 現代の日常がシネマだ。
第3章 超現実が映画では現実。
第4章 男と男のいる映画。
第5章 アメリカ、アメリカ。
第6章 純愛、激愛、恋の映画。
第7章 映画の文章、映画の目。
第8章 応援したい元気監督。

著者等紹介

淀川長治[ヨドガワナガハル]
1909年神戸生まれ。’27年、映画雑誌でアルバイトを始め、’32年、ユナイテッド・アーティスツに入社。『駅馬車』をはじめ数々の映画宣伝で名を馳せた。’48年、『映画之友』編集長に。’50年代はハリウッドスターへの取材などを精力的に行う。NETテレビ(現テレビ朝日)で、’60年から『ララミー牧場』、’66年から『土曜洋画劇場』(後に『日曜洋画劇場』)の解説を始める。’98年11月11日逝去まで、映画の「伝道師」としての現役生活を全うした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

49
随分前の本って気になる20年前。もうそんなに経つのだな。映画っていいですね~wってフレーズ、私もリアルタイムでみました。今、映画はテレビでみることもなくなり、なんだかほんとうにふた昔前のような印象。取り上げられている映画も90年代半ば。。私のティーン時代。映画の黄金期。やっぱり、今みても映画は面白いけれど、思春期に見た映画ほどのインパクトはないんですよね。ああっ切ない!!観ていない映画にいっぱい付箋をはって、これからみたいと思いますw2017/07/16

swshght

6
雑誌『an・an』の連載「淀川長治の新シネマトーク」から196本を厳選して収録! 映画愛を語らせたらこの人の右に出る者はいない。本書の良さはその見境のなさにある。『トゥルーライズ』や『スピード』もあれば、ゴダール、オリヴェイラ、カイコーまでしっかり押さえてある。とくにイヴ・モンタンの遺作に触れている点はすごく嬉しい。そしていつもながら見ていない作品があると悔しい気分になる。映画狂の性なのか。下巻には監督論があるらしい。ジャック・ベッケル、ルイ・マル、ジャン・ルノワールなど名匠が目白押し。これは楽しみだ。2014/08/06

numainu

3
評価A2015/11/05

AnmitsuK (うろ覚えムーミン)

2
雑誌『an・an』に連載されたコラムを傑作選的に集めて書籍化したものである。タイトルに『シネマ“トーク”』とあるように、淀川長治みずから執筆したのではなく、インタビュアー三宅菊子の聞き書きによる。「日曜洋画劇場」での“解説”とは違いあくまでトークであるから、やれカーク・ダグラスは嫌いだのスピルバーグは金の亡者になっただの、辛辣なディスりがちょくちょく入るのが面白い。2018/02/04

おかちもんこ

1
こんなに的確に映画の事を語れる人はいないでしょう。本当に不思議だけれど、淀川さんの評論を聞いていると情景がパッと浮かんでくる。記憶力も凄いんですよね。つらつらとシーンを語れるところが本当に凄い! そして映画を観たくなる。早く下巻も読みたい2018/11/25

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