目次
プロローグ 「専業主婦」は男の問題でもある
第1章 「女がそんなに稼げるわけない」問題と、「好きで専業主婦をやってるわけじゃない」問題
第2章 幸福とは好きなように生きること
第3章 「好き」な仕事を見つける
第4章 恋愛と結婚と出産の間の大きなギャップ
第5章 仕事と家庭が両立できない(と思う)理由
第6章 二人でちからを合わせてニューリッチを目指す
著者等紹介
橘玲[タチバナアキラ]
作家。1959年生まれ。2002年国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラー、『言ってはいけない 残酷過ぎる真実』(新潮新書)が50万部を超え、新書大賞2017に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亜希
29
なんかムカつく…というのが正直な感想。確かに至極真っ当な事を説いており、今のところ共働きを選択している私にとっては、同意する事も励まされる事(保育園のメリットなど)もあったけれど、読んでいる最中のなんとも言い難いこのモヤモヤは最後まで払拭されず。特に第6章は、それが出来たら苦労しないわ、という話も多く響かなかった。新書を読み慣れていないせいかもしれませんが、この本自体がパワハラっぽいな、とまで思ってしまったり。新聞に投稿されたという55歳の方の「努力は身を結ばないのね」という文章がやたら胸に響きます。2020/08/19
ミーナ
22
「専業主婦になりたい」と考えてしまう自分の意識改革として- 女性の社会進出による晩婚化が少子高齢化の最たる要因なのに、専業主婦を否定するのはいかがなものか。 要約すると「クリエイターかスペシャリストを目指せば生涯賃金2億円もありえるよ。最初から専業主婦を目指すのはやめようね」ということか。となると、女子高生をターゲットにした本なのか。それはピンとこないでしょう。 この本の「幸福」にはなかったけれど、健康と時間的余裕が幸福の根源なので、それを求めるために専業主婦を夢見るのは悪いことではないと思う。2020/11/09
ごへいもち
22
ん?と思うところもあったけど、概ね満足2020/01/14
でんか
21
信者のごとくとりあえず新刊が出たら買ってしまう橘さん。今作は、二年前に刊行された「専業主婦は2億円損をする」を改題して大幅に加筆修正したもの。以前の物よりいろいろアップデートされているのでこれはこれで新しい本として読める気がする(私が鳥頭のせいも多分にあるけれど)。結論としては、共働き+生涯現役でいることがいちばん、という論旨の本。金銭的な幸せを感じるのには世帯収入として1500万円くらい、そのためにはダブルインカム、そしてイマドキはアーリーリタイアより働けるだけ働く。2019/11/23
ステビア
18
専業主婦は本当は3億円損をする。家事を外注して働け!2021/03/17