日本の３６５日 季節の道しるべ

日本気象協会【著】

マガジンハウス（2016/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 235p／高さ 21cm
• 商品コード 9784838728831
• NDC分類 451
• Cコード C0095

出版社内容情報

日本の四季が織り成す、美しい自然の風景、季節の行事や習わし、日常の時間の流れ、暮らしのひとこまひとこま。
天気予報でおなじみの日本気象協会の気象データに、歴史や文化、暮らしのエピソードを交えて１年365日を解説。
一日一日を大切に抱きしめたくなる、そして生きることの喜びを感じることができる一冊です。

日本の四季の気象が私たちに教えてくれるもの、一日一日が愛おしくなる、季節の道しるべ。
季節が織りなす、昔からの変わらぬ風景、季節行事や習わし、日常の時間の流れ、暮らしのひとこまひとこま……。
一年365日一日一日を、日本気象協会が長年にわたって観測してきた気象特徴に、歴史、文化や暮らしのエピソードをまじえて解説、紹介。雑誌クウネルに連載していた連「季節の道しるべ」の待望の書籍化です。毎年毎年、日々のエピソードを繰り返しが読みたくなる、一日一日を大切に抱きしめたくなるような一冊です。


日本気象協会［ニホンキショウキョウカイ］
昭和25（1950）年、運輸省（現・国土交通省）の所管する財団法人として設立され、平成21（2009）年の公益法人制度改革以降、現名称に変更。気象予報業務を中心に、広く環境、防災に関わる情報提供や、調査解析を行う。近年は、花粉情報や熱中症情報、洗濯指数、紫外線指数など、生活に密着した気象情報を幅広く発信する。現在の天気と注意報、生活情報をリアルタイムで届ける気象情報サイト「tenki.jp」が好評。http://www.tenki.jp

内容説明

寒の水、凍鶴、春告げ鳥、淡雪、山笑う、鰊曇り、麦の秋、半夏生、送り梅雨、喜雨、新涼、おわら風の盆…３６５日を豊かに彩る季節の言葉、いくつ知っていますか？気象を身近に感じれば、あなたの暮らしはもっと健やかに、味わい深くなります。ページを開けば伝わってくる、一日一日の特別な意味。日々を楽しむ気持ちが、幸せを引き寄せます。

目次

元旦の空
初、いろいろ
三が日の大雪
仕事始め
寒の入り
寒さに負けず
七草
成人の日
冬日、真冬日
水、湧く〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マカロニ マカロン]

個人の感想です：Ｂ。NHKテレビなどに出演している気象予報士佐藤公俊さんの講演会で、クイズに正解していただいた本。日本気象協会の気象予報士の方たちが四季を彩る季節の言葉を優しい言葉と、シンプルだが可愛らしいイラストで365日分のトピックスを教えてくれる。短歌俳句を作る人だったら、歳時記としても使えそうだし、さすがに気象協会だけに気象に関する言葉は充実している。春は「山笑う」、夏は「山滴（したた）る」、秋は「山装（よそお）う」、冬は「山も眠る」まさしく的確な表現の言葉だ。今の時期はまさしく「油照り」だ。

2019/08/25

[こばこ]

365日それぞれにトピックスを設置し、文章出してるのはまめだなぁと。ただ3月上旬から（日本国内で最速の歴代開花が3月10日）「ソメイヨソノ開花」の話題があり、そこから折に触れて桜、という話になってたりで、全体のネタには不足しがちなのかな、と感じさせられたり。ぱらっと開いてさらっと頭を休めるにはいい感じです。

2018/06/16

[咲菜]

自然に目を向けてみようと思わされました。特に天気について印象深い言葉が多くありました。煩悩の数の由来は知らなかった。

2025/02/22