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日本経済を殺した真犯人はだれだ!?

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838724833
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本経済を殺した真犯人はだれだ? すなわち、1998年以降の日本経済のデフレ深刻化の主犯は誰? という問いかけだが、答えはもちろん「政策」である。本書は、犯人探しがテーマではない。政策を決定する政治家、そして、その政治家を選んだ日本国民は、なぜミスを続けたのか? そのことを探り、有権者である我々は何をすればいいのか? を考察することが本書のテーマである。著者である三橋氏は、社会に蔓延する「情報の歪み」にひとつの原因を見る。「情報の歪み」は、著名な経済学者たちが、「正しい対策」として提言した政策に他ならない。「デフレ期」にあるにもかかわらず、「デフレを促進する」政策を主張し続けた結果が、現在の日本経済の停滞を招いたのである。危機に喘いでいるのは日本経済だけではない。ギリシャ危機に端を発したユーロの構造的な問題についても、本書では触れられる。現在の日本経済が抱えている問題、それを取り巻く世界経済の問題、それを解決する処方箋を、三橋氏とともに考えてみたい。

【著者紹介】
三橋貴明(みつはし・たかあき)
株式会社三橋貴明事務所 代表取締役社長 作家・経済評論家・中小企業診断士

略歴:東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。
2007年、インターネット上の公表データから韓国経済の実態を分析し、内容をまとめた『本当はヤバい!韓国経済』(彩図社)がベストセラーとなる。その後も意欲的に新著を発表している。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、テレビ・ラジオ番組への出演、全国各地での講演などに活躍している。
また、 当人のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の1日のアクセスユーザー数は7万人、推定ユーザ数は21万人に達している。2012年8月現在、人気ブログランキングの「政治部門」1位、総合ランキング1位(参加ブログ総数は約96万件)である。

内容説明

経済学は死んだ!経済学者も役に立たない!では、どうすればいいのか?気鋭の経済評論家が説く「第二次大恐慌」危機への「常識」的処方箋。

目次

第1章 大恐慌期と同じ間違いを続ける「経済学」(資本主義が迷走している;公共事業と経済合理性 ほか)
第2章 イデオロギー化した経済学が世界中で猛威をふるっている(「マクロ経済学」の元祖、ケインズ;「負債」の拡大を前提としている資本主義 ほか)
第3章 「究極のデフレ」状態にある日本経済(イデオロギーの経済学;自国通貨建て債務の不履行はあり得ない ほか)
第4章 拡大する「ユーロ・インバランス」とその原因(「設計主義的」な経済政策;何故、いつまでもデフレが終わらないのか? ほか)
第5章 「第二次大恐慌」危機にある日本経済回復の処方箋(自由貿易と市場競争;リカードの比較優位論をケーススタディする ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
株式会社三橋貴明事務所代表取締役社長。作家・経済評論家・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

21
著者のことは2011年から注目してきている。2012年9月の出版なので、民主党が消費税増税を法律で財務省官僚に決めさせられてしまうタイミングだ。結局、著者のいう通り、金融緩和とほぼ単年度の財政出動では、消費税増税による景気冷え込みを打破するにかなわなかったということだ。2021/08/21

p.ntsk

5
経済学が特定の勢力と結び付くとイデオロギー化し現実の経済状況と合わない政策となってしまう。インフレ期とデフレ期ではとるべき政策が変わるのは当然の話。大事なのは現実の経済状況に合わせた適切な政策であってイデオロギー化した経済学ではないという主張には頷けます。2013/01/08

nori

2
"Print, owe and spend Yen" seems right. However, who spend it? I believe that the criminal of the Japan collapse should be bureaucrats. They own Yen from us with ransom called inflation. Does he believe that Kasumigaseki really work for GDP growth?2012/12/24

酉井舎

1
イデオロギーほど厄介なものはない。考えを変えないのだから有っていようがいまいが結論は常に同じ。「セイの法則」が常に成立する前提でインフレ対策をデフレ期に進めたから、日本経済を殺すことになった。現在の新古典派経済学、新自由主義は主流派経済学になるが、デフレという現実を重視しない。現実にごり押しで合わせようとするから失敗するのだ。ケインズが死んだなんて決めつける前にもっと経済政策に選択肢を持たせ、環境に適した政策を選び実行すべきなのに、それでも「~しかないんです」という分からず屋は真犯人の内に入るであろう。2013/02/16

Fumi Kawahara

1
三橋さんは本出すペースが早すぎて・・・(^_^;)・・・読む目的よりも、「買って応援」の意味合いが強いので、ほぼ飛ばし読み。「三橋貴明が売れれば、メディアも食いつく」と思ってかれこれ2年。テレビタックルとかに出演するようになって、大変結構です。景気がよくなって、”安定したインフレ経済”になるまで、安定したインフレ経済になるまで、買いです。大事なことなので、二度買いとく(笑)2013/02/03

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