感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
29
神道は自然信仰で、仏教の経典は一生かかっても読み切れない。そんなわが国のルールを欧米知識人向けに書下ろしたものが「武士道」なら修身は児童向け。ワシントンの桜の木のエピソードは、国際理解を教える役割をも担っていた。一方、個の尊重という耳障りのいい表現が主流になったとともに、「生き方本」や「名言集」がベストセラーの上位になった。それは、社会や共同体へのつながりを再度求めようという現代人の渇望。人は社会の一員。その社会での最低限のルールと生き方を教え、私の暴走を制御し、公とのバランスを取らせるのが修身の役目だ。2019/09/16
mitei
23
中々自分の身を修められる人っていないもんだなぁと思う。2012/05/26
CherryBlue
15
「公」あっての「個」だという事。今は、「公」のない「個」の重視をしてしまい、大人も何を軸にしたら分からなくなっている。2010/09/27
魚京童!
11
戦前を良しとする意見も認めるけど受け入れられない。2013/12/08
海猫
11
いらいらして誰かを罵倒したいが実際にするわけにもいかんので罵倒芸を楽しむ。論じてることに思うこと多々あれど今のところすっきりしたのでそれでよしとする。2012/03/04
-
- 和書
- 皇甫誕碑 〈3〉