内容説明
その人間的魅力、使える地頭力、創造的破壊力…。龍馬には、現代に活かすビジネスの極意があふれている!龍馬のことばから読み解く、33のビジネスのキモ。
目次
第1章 龍馬の人間的魅力―愛嬌と人脈でこの急所を押さえろ!
第2章 龍馬の使える地頭力―役立たない知識はいらない!
第3章 龍馬の創造的破壊力―フリーハンドがいちばん強い!
第4章 龍馬の0ベース発想力―いつでも0に戻れる人間がいちばん強い
第5章 龍馬の突破力―壁は乗り越えるよりもぶち破れ!
第6章 龍馬のPR力・交渉力・説得力―好き放題言ってなぜか愛される表現力
著者等紹介
中島孝志[ナカジマタカシ]
東京都出身。早大政経学部卒業、南カリフォルニア大学大学院修士課程修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。会社経営のかたわら、ジャーナリスト、経営コンサルタント、出版・映画プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など多彩な顔を持つ。ビジネスマンの勉強会「キーマンネットワーク(25年の老舗)」「原理原則研究会」「中島孝志の毒書人倶楽部」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
22
坂本龍馬、これほど日本という国のことを考え、命を懸けて生き切った人はいないのでは? 龍馬が活躍したのは幕末のころ。偉大な人物がきら星のごとく幕末に現れたのに対し、著者は「維新はこれら偉大な魂たちのお釣りのような人間たちで開かれた」とまで断言する。特に、夢の壮大さ、実行力、発想力、型破りという点で、龍馬の右に出るものはいないと。なるほど、魅力的でスケールの大きな人物だ。「日本を洗濯致したく候」と書いた龍馬の言葉も、真の愛国心の表出だと思った。2019/01/15
カフカとビールを
2
真新しいことは特になく、改めて坂本龍馬(とくに司馬遼太郎の竜馬像)の生き方、考え方が、現代におけるビジネスマンの良いお手本になるということを再認識した。何気にあとがきが興味深い。花神も読もうかな。2010/11/05