- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > タレント
内容説明
“癒し=生きなおし”という心の旅に出た母と娘。「いい子でなくていい」「頑張らなくていい」「私はわたしでいい」―現代人の心の闇に向き合う感動の記録。
目次
1 母娘の絆
2 父を探して
3 母と娘、そして彼
4 私は母になれるのか?
5 母娘ふたりで
6 「頑張る」から「自由」へ
7 母娘列車から降りる時
8 オンリーワンの私
9 「自分探し」の峠を越えて
10 自分の心に寄り添う
11 “私”らしく生きるために
著者等紹介
東ちづる[アズマチズル]
広島県生まれ。会社員生活を経て芸能界へ。テレビドラマやラジオ出演の他、司会、講演、エッセイや絵本の執筆、着物デザインなど幅広い分野で活躍している。プライベートでは、骨髄バンクやあしなが育英会、ドイツ平和村などのボランティア活動を続ける
長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
1959年愛知県生まれ。東海女子大学人間関係学部教授。臨床心理士、スクールカウンセラー。専門分野は、心理療法、虐待、青少年問題。独自の活動として、学生をメンタルフレンドとして研修派遣する「心理臨床グループ」や、親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」を主宰している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゆき
7
最近少し元気をなくしてしまった姪っ子。「もっと愛されたかった」としきりに母親(私の姉)に向かって文句を言う。成績優秀で、いい子に育ったとはたから見て思っていたけど、もしかしてAC(アダルトチルドレン)?と思い、東さんが「生き直し」をしたと言う話を思い出し、良い子すぎたというところが似てるのかも?と思って読んでみた。結果、姪っ子とは少しケースが違うようだけど、カウンセラーとしての勉強にはなったかな。がんばれ、がんばれって言い過ぎるのは良くないらしい。気をつけよう。教育も子育ても難しいよなぁ。2017/09/17
がんぞ
5
カウンセリングを受けて気づいた「高校時代の記憶が全く無い、一人の同級生もエピソードも皆無」それは未成年ライフの大きな欠陥を探り当てるための手がかりだった!同居するために仕事をやめ上京した両親。父上は60代で飲酒過多で“老衰死”のような病死らしい。「子供のための人生」は子ども自身にとっても大きな迷惑になりかねないという、人生の取扱の難しさ/タレント活動をするような人は容姿や身体能力もsることながら頭が良い。劇的に母子で方向転換できるのも稀なことなのではないかとも思う。アダルトチルドレンは増え続けているだろう2017/04/20
まころん
4
カウンセリングがどのように進むのか具体的な知識が(少し)得られたが、やはり、他人のストーリーなので文章が頭を素通りして行ってしまう感がぬぐえない(そういや昨日Y工場((出身の元秘書が出てくる))夢みたな)~「自分の弱さを受け入れることは、ある意味で強さ」~自分のためにしてあげなければ、自分をおいてけぼりにしていては、家族を幸せにしてあげられない~「自分のために、自分にしてあげること」を見つけないと~((されていやなことを言葉で抗議してみる(?)2020/12/29
ココマ
4
このタイトルはよくない。カウンセリングは特別なものでないし著者の公のイメージを知る人は現在少ない。この本が面白くなるのは中盤母親が登場してからだ。頭の回転の速い人の会話は面白い。稀だがたった数回で性格を変える母親は飲み込みが早いのだろう。後半、著者が親に言われて不快だったことや記憶がない時期の事をとことん二人で話し合ってほしかった。人の家庭問題は他人にはどうしても見えにくい。家庭仕事社会活動をこなした親の動機を変えたいという著者を贅沢に思うのは私だけだろうか。一体何を一番伝えたいのかわからない。2018/01/05
れもん
3
副題「いい人、やめた!」に惹かれて手にした本。カウンセリングの経過が書かれているのがいい。けれど、読んでいて途中で流してしまった部分もある。何故だろう。著者の言葉を素直に受け容れられなかった部分が・・・。けれど、読み終えた今は、もう一度じっくりと再読したい気持ちになっている。ACだけではなく、他の心の問題解決のヒントも多く含まれた一冊だと思う。2011/04/03