内容説明
日本語の文章・文体を体験的に考える入門書。
目次
第1章 「文」「文章」「文体」の概念と最近の研究動向
第2章 「文体」を研究するための心構えと方法論
第3章 「文体」を計量的に分析し帰納する方法論
第4章 「文章」「文体」研究と共鳴する「文章史」「文体史」
第5章 中世における「文章」「文体」研究の実態
第6章 異文化接触の上に花開いた「キリシタン文学」の文体
第7章 ある日の「新聞」の「文体」分析
第8章 小学一年生の「文章」分析
第9章 どうしたらよい文章を書くことができるのか 実践的文章論1
第10章 どうしたらよい文章を書くことができるのか 実践的文章論2
著者等紹介
小林千草[コバヤシチグサ]
京都育ち。1972年に東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。東海大学文学部教授。博士(文学)。なお、ペンネーム、千草子(せん・そうこ)として、歴史小説やエッセイ・能狂言論を多数発表。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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