内容説明
本巻は、「昭和・平成」期日本語方言状態について、「特異表現法」とされるものを観察記述するものである。
目次
感謝の表現に関して
呼びかけの表現に関して
朝のあいさつの表現に関して
晩のあいさつの表現に関して
人の家に行ってのあいさつの表現に関して
子どもが店に買い物にはいる時のことば
婚礼の宴に招かれてのあいさつの表現に関して
人の来訪を受けてのあいさつの表現に関して
別辞の表現に関して
応答の表現に関して〔ほか〕
著者等紹介
藤原与一[フジワラヨイチ]
明治42年1月愛媛県に生まれる。昭和12年3月広島文理科大学卒業。昭和47年3月広島大学文学部教授を退官。現在広島方言研究所をいとなむ。主要著書に『方言学』(三省堂・昭和37年)、『方言研究法』(東京堂出版・昭和39年)、『方言研究の回顧と展望』〈方言研究叢書第1巻〉(三弥井書店・昭和47年)、『方言学原論』(三省堂・昭和58年)、『昭和日本語の方言』第1~7巻(三弥井書店・昭和8年~平成3年)、『昭和日本語方言の総合的研究』全5冊(春陽堂書店・昭和53~61年)、『日本語学シリーズ』全5巻〔(1)実用音声学(2)文法学(3)現代語学〕(武蔵野書院・平成5年~)
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