全文読破 柳田国男の遠野物語

個数:

全文読破 柳田国男の遠野物語

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838232826
  • NDC分類 382.122
  • Cコード C0093

内容説明

現代語訳では絶対出せない物語の持ち味をいかすためにすべての漢字に振り仮名をつけて声に出してすらすら読める。物語の世界を十分に理解できるよう本文中の語句に丁寧な注釈をそえる。もっと『遠野物語』の核心に迫りたい人のために最新の知見を惜しみなく盛り込んだ「鑑賞」のてびき。

目次

遠野の地勢と湖水流出神話
遠野三山に女神が鎮座した神話
山女の黒髪を奪われる
笹原の上を歩む山女
山男山女を恐れて迂回する
山男に攫われた長者の娘
山男に攫われた民家の娘
サムトの婆が帰って来る
笛の音に感動した山男
奥山で妹の叫び声を聞く〔ほか〕

著者等紹介

石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問。国文学・民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

25
本書の特徴:①音読への便宜、②注釈、③鑑賞(4頁~)。遠野:江戸時代、南部家1万石の城下町として栄えた。大昔は湖水でその水が猿ヶ石川で西に流れ、大地に集落が形成された(32頁)。 2012年3月11日の毎日新聞で、福二の子孫長根勝さんが、津波で亡くなった母から、本を買え。 遠野物語にうちの話がある。先祖のことだから、しっかり覚えとけと言われた記事を掲載(156頁)。 どの地域にも残すべきコンテンツがある。聞き書き本が待望されるゆえん。 読書会というか、朗読会が開催されていたという(198頁)。 2015/07/18

とし

10
ちゃんと読んだことなかったので、詳細解説つきで読んでみた。昭和の初め頃、この国では急激な西洋化への揺り返しから、古くから伝わる日本文化の見直しと研究が全国的に行われるようになってた。柳田国男は言わずと知れた民族文化研究のリーダー的存在で、『遠野物語』はその原点と言うべき自費出版本。古い本だし、その後の研究は大いに発展してるから、時代遅れっちゃあ、時代遅れなんだが、記念碑的作品だし、日本人なら一度は読んどくべきか。2017/03/13

3939

3
柳田国男の遠野物語を読みながら、意訳・解説もついているということで併読していた。とても分かりやすかった。地名がたびたび出てくるので、今度は古地図が現在の地図などを手元に置きながら読むとさらに面白いかもれない。2019/03/17

きりさめ

2
民俗学の講義で必要だったので購入。まったく興味がなかったジャンルだけれど読んでみると民話は意外と面白いと思った。なかなか狂気じみた話があって好き。2016/04/27

wasabi

0
口承文芸を後世に伝えた第一人者といえば小泉八雲を浮かべる。地方の識字できない人たちの言い伝え、昔話などはかろんじられ、文学とは見なされない時代において、怪談を含めてしっかりと遺してくれた。その八雲が東京帝国大学の講師として教鞭を執っていたその時、柳田国男は同大に学んでいる。学部が違えども教えは受けていたのではあるまいか。西洋化に走る時代にあって民俗学の下地を築いた功績は大きい。山の神、天狗は崇拝と同時に畏怖の対象であり、先人はその存在を語ることで自然を侮り荒らすことへの戒めとしていたことが伝わってくる。2015/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9719561
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品