目次
「平家物語」の構成―覚一本巻十二を通して
戦場の働きの価値化―合戦の日記、聞書き、家伝そして文学
平家物語の解釈原理―先表思想
『源平盛衰記』の成り立ち
「火羅図」の解読 付『平家物語』巻二「一行阿闍梨之沙汰」
申し子譚の構造
テキスト・祭りそして女訓―お伽草子の論
お伽草子と説話
『閑居友』―高貴な女性の要請に応えて
散文文学“物語”の成立
〈物語・説話〉の伝承
文化圏としての僧房
御伽草子の呼称と範囲
『長谷寺観音験記』の世界
語りぐさと中世文芸―説話・物語の沃野へ
「鬼」と「虫」―医事説話研究の視座
伝承と創作―「橋弁慶」をめぐって
著者等紹介
美濃部重克[ミノベシゲカツ]
1943年生。南山大学人文学部名誉教授。国文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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