出版社内容情報
寄せては返す波は、天気や時間によってさまざまな表情を見せる。ゆるやかな湾曲を描く緩やかな砂浜、怒濤逆巻く冬の海岸、エメラルドグリーンに輝く海など、日本全国の海岸を捉え綴った写真集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
17
海岸といえば、砂浜かなって思ったけど、そうじゃないみたいだ。もうどこもコンクリートブロックが見えない砂浜なんてないもんね。しょうがないよね。コンクリートで覆ったはいいけど、砂は流出する一方で、川からダムで堰き止められて入ってこない。だからどんどん海岸は浸食されるだけ。なんというかしょうがないよね。一回ダムを発破かけて崩してみたい。下流を全員避難させて、どれだけ影響があるかを見て見るのって大事だと思う。そうしたらどれだけ海岸に砂が来ていないからわかるし、ダムを作っても電気作るだけだしなってなるから。2020/04/05
itokake
8
プロもアマチュアも参加する写真協会の写真集。きれいすぎ!読書と貝拾いが趣味なので、海岸を見るのはとても楽しい。奇岩がある浄土ヶ浜、宿根木、塩俵はいつか行ってみたい。波の様々な表情をとても感性豊かに写している。夕焼け色した波(虹の松原)、棚田のような波(九十九里浜)、モノトーンでかっこいい波(九十九島や長面海岸)。大津海岸のジュエリーアイスは初めて知った。これは極寒の撮影だっただろうな。コロナ禍のおうち時間に、バーチャル旅行を満喫できた。写真協会の皆様に感謝。2021/08/17
deerglove
2
季節により時間により、あるいは天候により風向きにより、様々な貌を見せる風景のなかでも一番劇的なのが海岸線かもしれない。知っている場所もそうでない場所も、切り取られた一瞬にあらためて息をのむ。2013/07/15
いえっさ。
2
素晴らしい写真集。ハード。大型本。氷塊の渚[北海道豊頃町の大津海岸。うっすらと青い涼しげなぜりのような氷が打ち寄せる。1月24日らしい])2013/04/13
しまちゃん
2
東日本大震災での津波による被害をきっかけに日本の海岸風景を見たいと思い、この本を手に取りました。 三陸海岸の他に南は九州から北は北海道までの美しい写真に感動しました。 早朝の海岸あり、夕日の海岸あり、富士山が背景に見える海岸あり・・・それぞれのカメラマンの写真撮影の瞬間を捕らえるまでの待機時間の長いことがコメントに書かれていたりして、とても良かったです。2011/06/05
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