内容説明
稲を干し、柿を干し、大根を干す…。ホタルイカや鮭など海の幸も干す。織り上げた布を雪の上にさらし、座敷いっぱいに虫干しされた宝物は歴史を物語る。富士山の頂上近くの山小屋では干された布団が太陽を浴びている。日本に残る「干す」風景。先人の知恵がつまった天日干しの風景が心にしみる写真集です。
目次
干し柿
大根干し
上野大根
寒干し大根
凍み豆腐
かんずり
信濃くるみ
梅干し
食用ほおずき
柚餅子〔ほか〕
著者等紹介
西村豊[ニシムラユタカ]
1949年京都府京都市生まれ。1972年長野県に移り住む。1977年自然写真家として独立(ネイチャーフォト・プロダクション代表)。(公益社団法人)日本写真家協会正会員。公立諏訪東京理科大学非常勤講師。JPCA日本写真著作権協会会員。長野県富士見町文化財専門審議会委員他。フリーの自然写真家として、美術図書・自然雑誌・広告・動物図鑑など、各界の雑誌・テレビなどで、その作品を発表している。各地方で社会人講師を務め地元では子供や大人と自然観察会を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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