内容説明
昭和48年(1973)から昭和64年(1989)までの京都・祇園甲部の写真集。ここに写し出されるのは、芸妓、舞妓が行き交う花街の風景、をどりの舞台、そして様々な年中行事。昭和・平成・令和という時代の変遷とともに都市の景観が大きく変わる一方で、伝統を重んじる祇園では、その移ろいはとても緩やかです。時代を経てなお、人々を魅了し続ける祇園の力強さ、魅力を堪能できる美しい一冊です。
目次
昭和の頃を振り返って(五世井上八千代(京舞井上流家元))
伝統を受け継ぐ町、祇園
昭和48年(1973)
昭和49年(1974)
昭和50年(1975)
昭和51年(1976)
昭和52年(1977)
昭和53年(1978)
昭和54年(1979)
昭和55年(1980)〔ほか〕
著者等紹介
溝縁ひろし[ミゾブチヒロシ]
1949年、香川県に生まれる。1971年、千葉工業大学卒業後、株式会社ユニチカUGに入社。1975年、同社を退社し、スタジオ勤務を経てフリーの写真家になる。1980年、写真事務所「PHOTO‐HOUSEぶち」設立。1982年JPS入会。1994年にJPS関西展運営委員長をつとめる。2000年と2002年には京都・キルギス国際写真交流会代表として独立記念日に国立美術館で作品展。現在、京都の花街を中心に撮影を続けており、京都の四季や祭、四国八十八ヵ所、西国、坂東、秩父の日本百観音霊場撮影など様々なテーマに取り組み、また海外取材や、海外での写真展(アメリカ・ワシントンDC、ドイツ・ミルテンベルク、ロシア・サンクトペテルブルク)など国際交流も積極的に行っている。日本写真家協会会員、NHK文化センター京都写真教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。