出版社内容情報
西はナイル河、北は黒海、東はインダス河、南はアラビア海に囲まれた地域がオリエントである。この地は人類初の文明が誕生し、諸民族が行き来し、数多の王国が栄え滅びていった地であった。シュメルやバビロンのメソポタミア、象形文字や太陽神信仰など独自の文明が発達したエジプト、鉄器を生んだアナトリア、これらの国々が激突したシリア、そして東の大国ペルシア。4000年にわたって巨細なスケールで俯瞰する。
内容説明
西はナイル河、北は黒海、東はインダス河、南はアラビア海に囲まれた地域がオリエントである。この地には人類初の文明が誕生し、諸民族が行き来し、数多の王国が栄え滅びていった。シュメルやバビロンを擁したメソポタミア、象形文字や太陽神信仰など独自の文明が発達したエジプト、鉄器を生んだアナトリア、これらに興った国々が激突したシリア、そして東の大国ペルシア…。4000年に及ぶ時代を巨細に解説する。
目次
序章 古代オリエント史とは
第1章 メソポタミア―古代オリエント史の本流
第2章 シリア―昔も今も大国の草刈り場
第3章 アナトリア―最古の印欧語族の歴史
第4章 エジプト―偉大な傍流
第5章 イラン―新参者アケメネス朝の大統一
終章 ヘレニズム時代以降のオリエント世界
著者等紹介
小林登志子[コバヤシトシコ]
1949年、千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業、同大学大学院修士課程修了。古代オリエント博物館非常勤研究員、立正大学文学部講師、中近東文化センター評議員等を歴任。日本オリエント学会奨励賞受賞。専攻・シュメル学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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