記者たちの関西事件史―昭和54年~平成22年

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  • サイズ B6判/ページ数 439p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838104871
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0095

内容説明

事件、事故、自然災害。現場にかけつけたその時、記者たちは何を見て、何を感じたのか。ある時は手探りで、またある時は確信を胸に、真実を探る。締切との戦い、他紙との攻防。時には怒号が飛び交い、時には涙する。昭和から平成へ、産経新聞の記者たちの述懐でつづる関西事件史。

目次

三菱銀行北畠支店立てこもり事件
グリコ・森永事件
山口組4代目組長射殺事件
豊田商事会長刺殺事件
タイ航空機爆発事件
朝日新聞阪神支局襲撃事件(赤報隊事件)
神戸高塚高校門圧死事故
西成暴動
イトマン事件
信楽高原鉄道事故〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

73
昭和54年~平成22年にかけての関西で起こった事件・事故・災害。アラフィフ、ずっと関西住まい(兵庫・大阪)の私としては、小学生から30代中頃までに起こった出来事。 産経新聞の記者達が当時の事を回想し語っている。一部取材時の言い訳的な内容があったものの、ノンフィクション作家が取材し発行される書物に比べて、事故・事件が起こった当時に現場に出向き、報道に向き合った記者たちだからこその臨場感・リアルさが感じられる。2021/02/26

犬養三千代

5
「関西ジャーナリズム」なる言葉も実態も最早もうない。残念だが。昭和54年から平成22年までの事件を読んでみるとブンヤと呼ばれ夜討ち朝駆けをモノともしない記者たちがいた。グリコ森永、イトマン事件、阪神・淡路大震災、酒鬼薔薇聖斗など26事件が取り上げられている。筆者の感情が憎いほど伝わる。新聞記事は冷静でなければならないと思っていたが、こんな表現もあるんだな。2024/08/24

Ted

5
'13年4月刊。△グリ・モリ、阪神大震災、和歌山毒入りカレー事件などを取材した産経新聞記者たちによる回想記。外野から取材した視点だけなので事件そのものの真相に迫るような内容は書かれていないので物足りない。また、産経新聞社から出せばいいものを、わざわざ聞いたこともないような無名の出版社から出しているのも解せない。

YumiMori

5
どれもこれも思い出す事件ばかりだ。家族でTVを観ていたら 事件現場のワイプが入り その後画面が切り替わり。 まだ小さかった私でさえ 鮮明に覚えている。 それぞれの事件を追いかけたい衝動に駆られる。2015/01/21

澤水月

3
梅川昭美立て籠り、グリコ森永、豊田商事会長刺殺、酒鬼薔薇、ヒ素カレー、池田小殺傷、福知山線脱線…多くの大事件が関西で起きていたのだなぁ。「大阪には政治部、外信部(国際?)がない」のでニュースを巡るえげつないほどの他社とのスクープ合戦が「関西ジャーナリズム」…初耳でハッとした。各事件の詳述ではなく「その時記者はどうしたか」であり、事件記者の実態を知りたい人向け。マスコミ就職読本活字系を頼る就活生にお薦め…なような(余りの過酷さに新聞だけはやめようと思うかも…)できればカメラマン記名/証言も欲しかった2013/05/17

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