知的生きかた文庫 このムダな努力をやめなさい

成毛 眞【著】

三笠書房（2014/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 188p／高さ 15cm
• 商品コード 9784837982937
• NDC分類 159
• Cコード C0130

出版社内容情報

「しなくていい努力」までするな！仕事は「ラク」をしないと成果は出ない！マイクロソフト元社長が説く、型破りの仕事論・人生論

マイクロソフト元社長が説く
型破りの仕事論、人生論

ムダな努力と縁を切る、この考え方――

◎「根性」は、成功を遠ざける
◎「好かれる」よりも、「信頼される」ことだ
◎職場で「勝ち目のないケンカ」はしない
◎無理して“社交的”になる必要はない
◎どんどん妥協せよ、あっさり朝令暮改せよ
◎仕事は“ラク”をしないと成果は出ない
……etc.

努力をしてもすべてが報われるわけではない――。
もうそろそろ、その“真実”をいってもいい時期ではないか。
私は本書で、「ムダな努力をやめる」方法を教えたいと思う。
誤解しないでほしいが、「人生をあきらめろ」といいたいのではない。
「自分の人生を生きろ」といいたいのだ。――著者

内容説明

努力には「時間」も「労力」も「お金」もかかる。だから努力も「選別」する必要がある―。人生を消耗する前に知っておきたい３９のこと。

目次

１章　“努力家”が知っておくべき１０のこと（世の中は「ムダな努力」であふれている；「根性」が、成功を遠ざける　ほか）
２章　「ムダな努力」と縁を切る、１２のルール（ものごとに執着しない；あっさり妥協する　ほか）
３章　仕事は、「ラク」をしないと成果は出せない（仕事は“つじつま”が合えばそれでいい；自分で自分の仕事を増やすな　ほか）
４章　ここで分かれる「面白い人生」「つまらない人生」（「余裕」がない人間は一流になれない；「反省」はしても、「後悔」はしない　ほか）

著者等紹介

成毛眞［ナルケマコト］
１９５５年、北海道生まれ。中央大学卒業後、株式会社アスキーなどを経て、８６年、マイクロソフト株式会社に入社。９１年、同社代表取締役社長に就任。２０００年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在、同社取締役ファウンダー。ビジネス界きっての読書家として知られ、書評サイト「ＨＯＮＺ」の代表や、また、早稲田大学ビジネススクール客員教授も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

この著者の本は何冊も読んでるが流石に同じネタがチラホラ見えてきたがそれでも今作も私の気分をスカッとさせてくれる。日々しんどい毎日でも見方を変えれば面白いし、いろんなことに挑戦して頑張ってみようと思わせられ、読書をここまでやってきたのも著者の影響によるところも大やなぁと気付いた。

2016/07/10

[GAKU]

元マイクロソフト日本法人社長が書いた、仕事論、人生論。◎「根性」は、成功を遠ざける、◎どんどん妥協せよ、あっさり朝令暮改せよ、◎仕事は“ラク”をしないと成果は出ない、等々一見過激だが理にかなった内容で私は共感出来ました。題名通り、ムダな努力はやめよう！

2021/05/19

[しらぞう]

そもそも、努力とはなすべきことなのか、エネルギーの浪費ではないのかという問い。この本を含めて共通するのは、自分の得意なことに対して、自分に向いている環境で情熱を注げばいい。楽しみながら、ということ。学校教育や職場などで、嫌いなことや不得意な仕事は、努力して克服しなさいと刷り込まれるので、この当たり前のことに気づきづらい。さて、健康維持とかアンチエイジングのためには、食事の制限や運動は必要。好きでも得意でもないけど。それに対しては、欲を持てというのが回答か。若い、元気だと自負するためならば、できるかな？

2020/05/23

[ステビア]

無理して「いい人」になるな、好きなことをやりなさい。

2015/03/23

[仲本テンカ]

▼人の可能性は有限。遺伝子がその人の職業を決める。親の職業は何か。それを考え、遺伝子に合う努力をしよう。 ▼あと20年もすれば、既得権益を握る敵のジジババがこの世を去り、もっとマシな世の中になる。だから来たるべき時のためエネルギーを温存し、会社のためのムダな努力(英語習得など)はやめよう。 ▼これからは「会社(ジジババ)に必要とされる人」になるのではなく、「世の中に必要とされる人」になる努力をしよう。 ▽ザッと超訳するとこんな感じです。表現は悪いけんだけど、納得です。

2016/02/22