- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 雑学文庫
- > 三笠 知的生き方文庫
出版社内容情報
紀元前から現在のEU問題まで、歴史的事件100項目を取りあげ、各国各地域ごとの記述ではなく、世界を一体と考えて年代順に解説。
紀元前の「バビロン捕囚」「ペルシア戦争」から、現代の「ヨーロッパ統合」「アラブの春」まで、各国各地域の人々が繰り広げてきた約2500年間の世界の歴史を、100の重大事件で読み解きます。
膨大な事件・事象から選んだ100の項目は、世界史を理解するうえで基礎知識となり、なおかつ後世に与えたインパクトの大きいものを選んでいます。
項目の冒頭には本文とは別に、その事件の背景や時代解説をしていますので、100という項目数以上に、世界史理解に役立ち、教科書のサブテキストとしても十分使用に堪えられます。
また、ほとんどの世界史の記述は地域別になっているため、同時代の他地域との関連性や影響などが把握しにくくなっていますが、本書は発想を変えて地域という概念を取り去り、世界を一体と考えて年代順に事件を追っています。このことで、世界の歴史が行きつ戻りつせず、時間の流れに沿ってすんなり理解できます。
第1章
■古代世界に衝撃を与えた興亡
第2章
■東アジアとイスラム世界の転機
第3章
■中世の表舞台で起きた重大な出来事
第4章
■大航海と宗教改革――世界の転換期
第5章
■絶対主義の時代に起こった興亡
第6章
■民族自立への反乱・革命・統一運動
第7章
■広がる帝国主義と抵抗する力の衝突
第8章
■世界大戦――国際対立をもたらした引き金
第9章
■冷戦から雪解けへ――新しい世界地図
内容説明
現在の世界史の記述は、例外なく地域別になっているため、異なる地域におよぼす、その事件の影響などが把握しにくくなっている。そこで発想を大きく変えて本書では、地域という概念を取り払って世界を一体と考え、次々に生起する歴史的な一〇〇の大事件を年代順に追い、歴史のダイナミズムに迫っている。
目次
第1章 古代世界に衝撃を与えた興亡―紀元前の世界
第2章 東アジアとイスラム世界の転機―一世紀~十世紀の世界
第3章 中世の表舞台で起きた重大な出来事―十一世紀~十五世紀の世界
第4章 大航海と宗教改革 世界の転換期―十六世紀の世界
第5章 絶対主義の時代に起こった攻防―十七世紀~十八世紀の世界
第6章 民族自立への反乱・革命・統一運動―十九世紀の世界
第7章 広がる帝国主義と抵抗する力の衝突―十九世紀~二十世紀初頭の世界
第8章 世界大戦 国際対立をもたらした引き金―二十世紀前半の世界
第9章 冷戦から雪解けへ 新しい世界地図―二十世紀後半~二十一世紀はじめの世界
著者等紹介
綿引弘[ワタヒキヒロシ]
1936年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。桐朋中・高校教諭、日本私学教育研究所専任研究員を経て和光大学教授を務めた。NHK高校講座世界史を12年間担当、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急いで突厥
おくりゆう
みゆパパ
ヘムレンしば
ネイミ