知的生きかた文庫<br> 世界史がわかる重大事件100―人類の歴史を変えた、争乱・革命・戦争

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知的生きかた文庫
世界史がわかる重大事件100―人類の歴史を変えた、争乱・革命・戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837981770
  • NDC分類 204
  • Cコード C0122

出版社内容情報

紀元前から現在のEU問題まで、歴史的事件100項目を取りあげ、各国各地域ごとの記述ではなく、世界を一体と考えて年代順に解説。

紀元前の「バビロン捕囚」「ペルシア戦争」から、現代の「ヨーロッパ統合」「アラブの春」まで、各国各地域の人々が繰り広げてきた約2500年間の世界の歴史を、100の重大事件で読み解きます。
膨大な事件・事象から選んだ100の項目は、世界史を理解するうえで基礎知識となり、なおかつ後世に与えたインパクトの大きいものを選んでいます。
項目の冒頭には本文とは別に、その事件の背景や時代解説をしていますので、100という項目数以上に、世界史理解に役立ち、教科書のサブテキストとしても十分使用に堪えられます。
また、ほとんどの世界史の記述は地域別になっているため、同時代の他地域との関連性や影響などが把握しにくくなっていますが、本書は発想を変えて地域という概念を取り去り、世界を一体と考えて年代順に事件を追っています。このことで、世界の歴史が行きつ戻りつせず、時間の流れに沿ってすんなり理解できます。

第1章
 ■古代世界に衝撃を与えた興亡
第2章
 ■東アジアとイスラム世界の転機
第3章
 ■中世の表舞台で起きた重大な出来事
第4章
 ■大航海と宗教改革――世界の転換期
第5章
 ■絶対主義の時代に起こった興亡
第6章
 ■民族自立への反乱・革命・統一運動
第7章
 ■広がる帝国主義と抵抗する力の衝突
第8章
 ■世界大戦――国際対立をもたらした引き金
第9章
 ■冷戦から雪解けへ――新しい世界地図

内容説明

現在の世界史の記述は、例外なく地域別になっているため、異なる地域におよぼす、その事件の影響などが把握しにくくなっている。そこで発想を大きく変えて本書では、地域という概念を取り払って世界を一体と考え、次々に生起する歴史的な一〇〇の大事件を年代順に追い、歴史のダイナミズムに迫っている。

目次

第1章 古代世界に衝撃を与えた興亡―紀元前の世界
第2章 東アジアとイスラム世界の転機―一世紀~十世紀の世界
第3章 中世の表舞台で起きた重大な出来事―十一世紀~十五世紀の世界
第4章 大航海と宗教改革 世界の転換期―十六世紀の世界
第5章 絶対主義の時代に起こった攻防―十七世紀~十八世紀の世界
第6章 民族自立への反乱・革命・統一運動―十九世紀の世界
第7章 広がる帝国主義と抵抗する力の衝突―十九世紀~二十世紀初頭の世界
第8章 世界大戦 国際対立をもたらした引き金―二十世紀前半の世界
第9章 冷戦から雪解けへ 新しい世界地図―二十世紀後半~二十一世紀はじめの世界

著者等紹介

綿引弘[ワタヒキヒロシ]
1936年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。桐朋中・高校教諭、日本私学教育研究所専任研究員を経て和光大学教授を務めた。NHK高校講座世界史を12年間担当、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

急いで突厥

25
数年に一度は世界史を読み直したくなります。 学生時代から世界史が好きだったからでしょうか。 この本は学生時代には時間切れであまり学ぶ事のなかった近代~現代の事柄も簡潔にまとめてあり、参考になりました。2015/09/03

おくりゆう

7
地域別ではなく、地域を取り払って年代順に世界史上の主な出来事を解説、という本書の売りが目新しいものかはよくわかりませんが、頭への入り方は(興味ない部分はキツいのは個人的な感覚として)入門として中々。ざっと流れを掴むことができ、興味深く読むことができました。2013/11/06

みゆパパ

3
昔勉強した世界史をもう一度気楽に復習してみようと思い、読み始めた。壮大な2000年以上の歴史を文庫一冊に凝縮するにはちょっと無理がある様に感じた。こうやって世界史を眺めてみると、国の興亡と戦争の繰り返しであることを実感した。2013/07/16

ヘムレンしば

2
世界史と言えば地域別に記述されるものですが、この本では地域という概念を取り払い世界を一つと考え、次々に起こる歴史的大事件を年代順に追ってみたそうです。連続性が無い上にどのような基準で事例を選んだのか謎。明治以後に日本も登場しますが日清日露戦争ぐらいしかなく、ソ連に批判的で中国を絶賛。まぁ、左翼プロパガンダ臭が強いです。戦後のアジア諸国独立が中国のおかげという記述にのけぞりましたが、さらに太平洋戦争の記述が無い事には驚きました。どうやらこの著者にとって、原爆投下なんかも世界史的な重大事件じゃないらしいです。2015/09/15

ネイミ

2
世界史のおさらいをしてみたくなったんで読んでみました。 もうちょっと分かりやすく書いてあるかと思ったけど、普通だった。 わたしは古代ローマとかギリシャとかあのあたりの時代が好きなので、ほとんど、そこしか記憶に残っていないけど、アジアの歴史も興味深いです。 高校の時、世界史の授業がもっと楽しかったらな、って何度となく思った。 池上彰さんとかに教えてもらえたらきっともっと好きになれただろうな。 2013/03/18

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