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内容説明
この本では、何を書こうとしているのか?金正日総書記の余命が長くない、という現実である。北朝鮮は、ポスト金正日時代を間近にしながら、その対応と切り替えに苦しんでいる。核を放棄すれば、未来は開ける。だが、その選択は不可能かもしれない。核を放棄すれば、崩壊すると信じているからだ。核を抱えたまま自滅するのか。体制を変えるのか。決断の時期が迫っている。
目次
1章 金正日は、もはや「絶対権力者」ではない!?
2章 なりふりかまわぬ“核貧国”北朝鮮
3章 「金正雲」は、後継者ではない!
4章 困り果てた「北朝鮮外交」最後の手口
5章 「金正日」後に待っている、最大の動乱
6章 日本外交の“切り札”はどこにあるのか?
著者等紹介
重村智計[シゲムラトシミツ]
1945年、中国に生まれる。鹿児島県沖永良部島出身。1969年、早稲田大学法学部卒業後、シェル石油勤務を経て、1971年、毎日新聞社に入社、1979年から1985年までソウル特派員。北朝鮮に迎合的だった日本の朝鮮半島報道の流れを変える。1989年から1994年のワシントン特派員時代には、米朝交渉で数々の国際的なスクープを報じる。この間、高麗大学大学院、スタンフォード大学へ留学。帰国後、毎日新聞論説委員、拓殖大学教授などを歴任。現在、早稲田大学国際教養学部教授。日本ニュース時事能力検定協会理事、東京財団評議員。テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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