知的生きかた文庫
1分間でわかる「菜根譚」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837977407
  • NDC分類 159
  • Cコード C0130

内容説明

『菜根譚』は中国明代末期の人、洪自誠がまとめた処世訓です。堅くて筋の多い菜根(根菜類)をかみしめてこそ、世の中の真の味わいがわかるという意味の書名のとおり、『論語』や老荘思想をふまえた、人生の滋養となる言葉が三五七条並んでいます。本書はその中から九十九の言葉を選び、『老子』から『徒然草』まで引用しながらその含意をわかりやすく解説しています。こころにスーッと沁み込んで今日から役に立つ滋味あふれる言葉の数々は、「ちょっとつらいな」と思ったとき、大きな元気の素になります。

目次

第1章 ものの見かた、考えかたで人生は変わる!(人間はカタツムリの角の上で争っているようなもの;「負けない」という生きかた ほか)
第2章 心の持ちかたで毎日が楽になる!(強者に媚びる生きかたはしない;智恵は身を守るためにこそ使う ほか)
第3章 人とのかかわりかたで世渡りはうまくいく!(「お先にどうぞ」が結局早い;人間関係は「忍」と「不忍」 ほか)
第4章 自分を知れば元気が出る!(考えはわかりやすく伝え、才気は隠す;一人の静かな時間を持つ ほか)
第5章 日々の過ごしかたであなたの「世界」が変わる!(リーダーはおおらかであれ!;ありきたりの毎日をきちんと生きる ほか)

著者等紹介

渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年、東京神田生まれ。国学院大学大学院修了。中国古典文学者。現在、二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師。三国志演義に登場する有名、無名の約1500人の生涯、エピソードを正史と演義の相違を交えながら解説した『三國志人物事典』(講談社)は、今でも三国志ファンの間で語り草になっているほどの労作。その記述のわかりやすさ、正確さは類を見ない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

8
なぜだろう、あまり心に響かなかった(><)時間をおいてまた読んでみよう。ただ、“謙虚であれ”ということが印象に残ったかな?2014/09/16

磁石

5
こういう処世術を見ていつも思う、今をときめく若者向けではないなということを。言ってることはほぼ全て正しく、実践はできなさそうだけど理解はできる。ただ、間違ってもいいからがむしゃらに前へ進む、結末は最悪に見えるかもしれないけど自分で体験してみたらそうでもない、神様にすら支配されてない1分間には意味が有る、と言ってもらいたかった。現実の艱難に晒されて疲れているご老人たちが、読むものかもしれない。2014/06/21

さるきち

0
2度目の読み。1度目よりは少しは響くところがあった。最後の読み下し文をよみながらなので良かったのだと思う。やはり原文に近いものを読まないと伝わらない。それにしても菜根譚はまだまだしっくりこないところがある。「ちょっとつらいな」というときに読むと元気の素になるとあるが、確かにそうかもしれない。2014/10/13

さんそ

0
考え方改めます

マコ太郎

0
少し中身が薄い2022/01/06

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