王様文庫<br> つい、見たくなる怪異な世界

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王様文庫
つい、見たくなる怪異な世界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837969686
  • NDC分類 147
  • Cコード C0130

出版社内容情報

口裂け女、キューピットさん、きさらぎ駅…
小さい頃、あなたも「不思議な世界」に
迷いこんだ経験はないでしょうか。
「噂だと思っていたのに現実だった」
そんな話が、この世にはたくさん存在しているのです。

たとえば――
◎今はどの地図にもない幻の廃村「杉沢村」
◎話し始めたら大変なことになる「田中河内介の最期」
◎木の陰からこちらを覗く謎の物体「巨頭オ」
◎ゼッタイに再生してはいけない「遺言ビデオ」
◎怖い夢から抜け出すための呪文は「ソウシナハノコ」

語り継がれる「定番の話」から、ネット掲示板の「都市伝説」まで――
気鋭の怪異コレクターが綴る、日本全国の超リアルな体験談!

日本には、たくさんの怪異が存在しています。
森の中で、川で、家の片隅で、真夜中に…
時にひょっこり顔を出して私たちを覗いている、
そんな彼らに会ってみませんか?
――朝里 樹

内容説明

口裂け女、キューピットさん、きさらぎ駅…語り継がれる「定番の話」カラネット掲示板の「都市伝説」まで。

目次

はじめに―「目には見えないはず」の世界が現われる
1章 異界への扉―「この世」と「あの世」がつながるとき
2章 不思議なめぐり合わせ―この出会いは偶然か、必然か
3章 パンドラの秘密―彼女が犯した唯一の罪…
4章 日常に潜む怪異―あなたの隣でうごめくもの
5章 不吉な噂―その話を信じようと、信じまいと
6章 忘れられない出来事―そこに隠された謎、謎、謎…

著者等紹介

朝里樹[アサザトイツキ]
怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道生まれ。法政大学文学部卒業。日本文学専攻。大学卒業後、公務員として働くかたわら三年かけて『日本現代怪異事典』を完成。はじめは同人誌として売り出したが、その製作過程をツイッターで公開していたところ、評判となりたちまた完売。それを機に現在は、研究者からも一目置かれる怪異作家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

69
実話怪談と云うのがどうも苦手だ!編者は収集したままを披露してくれているのだろうが、語られ続けたその間に作為的な改変が付加されてそれがわざとらしくまるで手垢がこびりついているように感じられてしまうのだ。じゃあ何故手に取ったかと云うと何より『裏世界ピクニック』で取り上げられたネタが興味を惹いたからに過ぎない。それにしても元ネタの明確な“田中河内介”等は正確に収録していただけないと他の出来事も中途半端な聞き齧り…と云う印象を抱いてしまうのだがどうだろう?それとも「ソウシナハノコ」で良いのだろうか!?2021/07/01

39
所謂、都市伝説やネットで有名な話を集めた本。 子どもの頃に流行って怖かった噂はやっぱり紫鏡かな?気づいたら二十歳はとうに超えちゃってるけど(笑)今は怖いの大好きです😊2021/07/29

くまちゃん

20
都市伝説。昔からの受け継がれているものからインターネットが普及して流行ったものなど。昔のものは口頭で伝わった言ったためか、地域や時代によって諸説あるのだな。子供の頃は本気で怖がった事を思い出した。2024/03/25

Syox

17
半分以上知っている話でしたがアレンジされてる部分もあり面白かったです。2023/12/11

佐倉

13
『コトリバコ』『鬼門を開く方法』『杉沢村』『巨頭オ』など有名なネット怪談を改変して収録している。が、改変がオリジナルの臨場感を削いでしまっている作品がほとんど。朝里氏の著作の魅力ともいうべき元ネタ解説もないのでちょっとがっかり。オリジナルを収録出来ないのはカレーマニア事件の影響故かもしれないが…。元々好きな『遺言ビデオ』、体験談という感じではないので改変の影響が少ない『リョウメンスクナ』は読んでいて楽しかった。『100円ビデオ』は初見な気がする。色々読んでたと思ったがまだまだ知らないネット怪談があるとは。2023/08/06

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